カナディアンロッキー ドライブの旅 10日間

2005年10月7日〜10月16日
 

 バンフとジャスパーは過去に2回ほど行った事があります。その素晴らしさに魅かれ、もう一度行きたくなり、秋の紅葉の時期を選んで行って見ました。ただ、紅葉には少し遅く、帰りの頃は、雪が降ってきました。でも、その素晴らしい景色に満足の8日間でした。その時のルートを左に示します。


1日目   成田からカルガリーへ        カルガリー泊
2日目   カルガリーからジャスパーへ    ジャスパー泊
3日目   ジャスパー周辺ドライブ       ジャスパー泊
4日目   ジャスパーからカムループスへ   カムループス泊
5日目   カムループス周辺ドライブ      カムループス泊

6日目   カムループスからバンフへ     バンフ泊
7日目   バンフ周辺ドライブ          バンフ泊
8日目   バンフからカルガリーへ       カルガリー泊
9日目   カルガリーから成田へ
  

  

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1日目 成田からカルガリーへ

 成田からバンクーバーを経由し、カリガリーに到着です。
 カルガリー空港で車を借り、市内のホテルに到着後、市内を散策しました。とても美しい町です。
 中華街があったので、そこで夕食をとりました。


 借りた車は ボルボのバンタイプでした。ボルボは初めてですが、すごく軽く動き、エンジンのパワーがかなり効率よく車軸につながっている感じを受けました。

       

2日目 カルガリーからジャスパーまでドライブ
 


 今日はカルガリーからジャスパーまで、丸一日のドライブです。朝、早くホテルをたち、途中、レークルイーズと、氷河に立ち寄りました。そこで、氷河遊覧用の特別バスにも乗って見ました。 
 バンフのホテルは何処も満室で、結局、町からちょっとはずれた公園の中にある、この地では一番高価なホテルに泊まることになりました。確かに、素晴らしいホテルでした。



 カルガリーを出発すると、どんどんと迫り来るカナデアンロッキーの姿に圧倒されます。そそり立つ岩山が周りの景観と調和して、独特な風景を造り出しています。



レイクルイーズ
   
 以前ドライブした時も寄ったことのある湖で、もう一度立ち寄って見ました。



アサバスカ氷河

 車を停め、バス乗り場の方へ歩いてゆくと、目前にアサバスカ湖とアサバスカ氷河が見えてきました。
 この氷河は6つあるコロンビア氷河の一つだそうです。



バス乗車券売り場

 バスの受付に行くと、ちょうど出発間際のバスが停車しており、その上、二人分の空席があるとの事、ラッキーでした。
 なぜか、一番前の席が空いておりました。



 途中にバスの駐車場があり、ここで雪上車に乗り換えます。氷河の上で停車し、約30分ぐらいの見学時間が設定されていました。
 この雪上車は、夏の数か月間だけ運行されるそうです。



 再び、ジャスパーに向けてドライブです。



ホテルに到着
 
 とても広い敷地の中に、幾つもの山小屋風のホテルが作られていました。レストランは非常に広く、観光客で一杯でした。バンドの生演奏もされていました。

       

3日目 ジャスパー周辺ドライブ 
 
 1日掛けて、ジャスパー周辺をドライブしてみました。公園が整備されていて、いろいろなハイキングコースがあり、適当に歩いてみました。



 ホテル周辺を歩いてみました。



 ジャスパー周辺のドライブに出かけました。



 さっそく、ドールシープが現れました。



 トレイルが整備されていたので歩いてみました。日本にはあまりないような、狭い渓谷でした。



メディスン湖
 
 美しい湖が現れました。夏になると、湖の深さは20mになりますが、10月から来春まで、水が消えてしまうそうです。湖の透明度は非常に悪く、底は見えないそうです。



 湖の周辺をドライブしてみました。



 ドライブしてゆくとさらに山奥にマリン湖が現れました。



 美しい風景が続きます。走っている車はほとんどありませんでした。



 ジャスパーの町の近くにある由緒ある川のようです。



ジャスパー市街

 町の中を歩いてみました。とても小さな町ですが、空室ありの看板を掛けたモーテルがたくさんありました。
 夏休み期間は満室になるのでしょうが、今はだいぶ空いているようです。ただし、インターネットでは残念ながら見つけられませんでした。

    

4日目 ジャスパーからカムループスへ
 
 ジャスパーから単純にバンフへ戻るのもつまらないので、ルートが丁度三角形になるカムループスを選び、行って見ました。砂漠の中にある美しい町でした。

  

 カムループスに向けて、ドライブ開始です。


 途中、休憩所があったので停まってみました。
 細長く大きな湖があり、驚いたことに、その両側に、ものすごく長く連結された貨物列車が走っていました。
 カナダには数100kmも続く細長い湖が多いので、時には湖の両側に必要となるようです。



 さらに美しい風景が続きます。



 南下するに従って紅葉が美しくなってきました。



 ビジターセンターがあり、立ち寄ってみました。カナダをドライブしていると、数100kmぐらい、ガソリンスタンドなどのトイレ休憩所がなく、不便を感ずることがあります。
 ガソリンの残量を常にチェックしておく必要があります。



カムループスのホテルに到着
 
  ホテルはインタネットを使用し前もって予約をしておきました。
 チェックインのときの会話です。
 Are you Mr. Inada ?
 Yes, I am, but why do you know my name?
 You are the only one guest, today.
 Oh, really !
 ビックリしました。食堂も大きく、美しいホテルでしたが、がらがらで、申し訳けの無い感じでした。その分、待遇は抜群でした。



            
5日目 カムループス周辺ドライブ 

 カムループス周辺のワイナリーを見学しました。



 出発して間もなくするとゴルフ場があったので、ちょっとトイレを借りました。


 とりあえず、朝決めたルートでのドライブです。何が現れるか、全くわかりませんが、楽しいドライブです。

 

 ワイナリーの看板が出ていたので、立ち寄ってみました。驚くほどよく整備されたワイナリーでした。
 このようなワイナリーがたくさんあるようです。

 

 来た時とは別なルートでホテルに向かいました。数時間走っても、何もありませんが、美しい風景が続きます。



夕闇せまるカムループス

 夕方、ホテルに到着後、近くの公園に出かけました。町全体を見下ろせる所にあり、夕闇迫る砂漠の町は静かでした。



       
6日目 カムループスからバンフへ 


 カムループスからバンフへ。途中、再びレークルイーズを通り、美しく輝く湖の周辺をゆっくりと散策いたしました。




 鉄道の建設記念碑が作られていました。ちょっと立ち寄ってみました。



 レイクルイーズに向けてドライブです。
 途中、グレーシャー国立公園の峠を越えました。



ゴールデン

 レイクルイーズの近くにある美しい町です。すぐそばをコロンビア川が流れています。
 この町は、かって、コロンビア川への舟積み基地として栄えてきましたが、CPR鉄道の開通に伴い、その役割はおわりました。しかし、交通の要所として、その後も栄え続けています。



レークルイーズ
 
 今回は時間があったので、湖の奥の方まで歩いてみました。



 バンフのホテルに到着です。


        
7日目 バンフ周辺のドライブ
 
 バンフの街とその周辺をドライブしました。
 この景色を見たら、誰しもカナデアンロッキーの素晴らしさに魅了されてしまうでしょう。
 ホテルの部屋からの風景です。だんだんと明るくなってきました。



 さっそく、バンフの観光です。後ろ側はバンフの中心街です。



 ボウ川です。バンフ市街の近くを流れています。マリリンモンロー主演の帰らざる河に出てくる川だそうです。 
 Spray川はBow川の支流で、この橋を渡ると、ゴルフ場がありました。



 バンフ周辺です。 


 再び、バンフの町の戻り、街中を歩いてみました。巨泉の土産屋もありました。



 先ほどドライブしたとは反対の方向のドライブです。



 まさに、驚きの風景です。



 再び、バンフの町に戻りました。



       
8日目 バンフからカルガリーへ 

 ホテルからは雪をかぶったカナディアンロッキーが見えます。
 いよいよ、今日は帰国のためバンフからカルガリーへ向かいます。
 途中、整備されたハイキングロードがいろいろとあったので、適当にハイキングなどをして、再びカルガリーへ戻りました。
 


 今朝も、部屋の窓から、明るくなりつつあるロッキー山脈の美しさを眺めていました。



バンフ鉄道駅

 町を去る前に、バンフの駅に立ち寄ってみました。
 日本の駅とは異なり、広い駐車場はひっそりとしており、駅舎にはだれも居ませんでした。
 カナダも典型的な自動車社会のようです。



 途中、鹿の群れに出会いました。

  

 トレイルがあったので、歩いてみました。この辺りは、かなり深くまで削り込まれた渓谷が多いようです。



 天気が急変し、雪が降ってきました。
 借りた車のタイヤが冬用かどうか、心配になりました。

 

 「自然の橋」という看板があったので、歩いてみました。確かに、岩を伝わって、反対岸まで行くことが出来ました。



エメラルド湖

 湖の周辺を散策しました。



 途中、幾つかのちょっとした町を横切ります。



カルガリー
 
 カルガリーが見えて来ました。無事にカナダの秋を堪能し、戻ってきました。



       
9日目 カナダから帰国
 

 ドライブした距離は 2,833kmで、レンタカーの費用は約10万円でした。
 高速道路は全て無料でした。カナデアンロッキーとカナダの紅葉を満喫した8日間でした。
 成田へ向かう途中、バンクーバーで飛行機の乗り換えのため、一休みし、パソコンを充電しました。