アメリカ西海岸とヨセミテ公園、

    グランドキャニオンなどのドライブ

2006年4月27日〜5月8日

 5月の連休を利用し、ロスアンゼルスからサンフランシスコ、ヨセミテ公園、デスバレー、グランドキャニオンを11日間、ドライブして来ました。幸い、好天に恵まれ4,630kmと日本ではまず不可能な長距離ドライブでした。


大画面スライドショー(文章なし) はここをクリック
 再生速度は右下の三つの点を押すと早くしたり遅くしたりできます。



 車はハーツレンタカーを利用し、フォードトーラスにしました。セダンタイプのごく一般的な車で、昔からよく利用している車種ですが、ドライブを楽しむなら、車高の高い4輪駆動車の方がお勧めです。次回からはそのようにする予定です。下に、写真と我が家の愛車、ハリアーの比較を示しておきます。長さと幅は比較車のなかで一番ですが、アメ車らしく、燃費はかなり悪そうです。今回利用したカーナビは、非常に便利で、網の目のような高速道路の走行には必須です。ナビの概要を示しておきました。、なお、写真を撮りやすいように、右下の写真のようにアメリカのスーパーマーケットで黒い板を買い、ダッシュボードからの反射を抑えました。車での撮影には有効です。
車比較
馬力 排気量 ギア 全長 全幅 全高 駆動 燃費
フォード トーラス 200 3015 4AT 5020 1855 1426 FF 8.3 ハーツから借りた車
トヨタ ハリアー 220 2994 5AT 4735 1845 1670 All 9.7 我が家の愛車
トヨタ セルシオ 280 4292 4AT 4995 1830 1435 FR 8.9 参考
日産 セドリック 240 2987 4AT 4860 1770 1450 FR 11.2 以前乗っていた車
日産 フーガ 280 3498 5AT 4840 1795 1510 FR 9.2 参考



 ハーツ専用のカーナビが付いていました。目的地の住所かホテル名などを入れると、案内が開始されます。ただし、地図が無く、ルートだけが表示されます。画面の右下に、目的地までの距離、中央下に必要時間、左下に、次に曲がるまでの距離が表示され、音声でも案内されます。日本語による音声案内もありますが、変な日本語なので、英語のほうが分りやすいと思います。ジャイロが付いていないので、ビルの谷間や地下の駐車場に入れると、完璧に間違います。地図が無いので、地図上から目的地を入れることが出来ないのと、中継地点を入れられないのが不便です。



4月27日 ロスアンゼルスからサンタバーバラへ

4月28日 海岸を北上、King Cityへ

4月29日 サンフランシスコ市内見学

4月30日 南口からヨセミテ(世界遺産)公園へ入る

5月 1日 終日ヨセミテ(世界遺産)公園散策

5月 2日 ヨセミテから Lone Pine までドライブ

5月 3日 デスバレー経由ラスベガスへ

5月 4日 グランドキャニオン(世界遺産)見学

5月 5日 ザイオン国立公園経由ラスベガスへ

5月 6日 ラスベガスからロスアンゼルスへ

5月 7日 ロスアンゼルス空港へ


        

4月27日 ロスアンゼルスからサンタバーバラへ

 ロスアンゼルスに午後2時、到着。ハーツレンタカーで車を借り、3時ごろ出発。サンタバーバラに午後5時ごろ到着。走行距離 184km。
 
スペイン風のサンタバーバラの市内の風景
大盛況のお寿司屋さん
今夜のホテル

       

4月28日 西海岸を北上し、サンタバーバラから King Cityへ

 ホテルで朝食をとりサンタバーバラを朝7時に出発。101号線をあえて走らず海岸線を北上。途中、カーナビ設定の間違いか、山奥で行き止まりになり、引き返す。
 ただ、時間的に余裕があり、別のルートを選び、山越えで海岸へ行く。
 途中、軍の基地を通る。パスポートの提示を求められた。そのためか車と全く会わない。ただしかなりの悪路と、その上、濃い霧が出てきたが、引き返すことも出来ず、そのまま州道1号線へ進む。
 思ったより遠回りして、King Cityに到着。
 幸い、午後7時半でもまだ明るかった。
 走行距離 728km。
 

 サンタバーバラの海岸を散歩してみました。
 無料のローラースケート場も作られていました。



 お花畑の美しい道路が続きます。



 道路脇には、いろいろな花が咲いていました。



 迷って軍の基地に入ってしまいました。かまわず、進んでゆくとパスポートの提示とドライブの理由を聞かれましたが、通行に問題はありませんでした。



 霧が深く、どこを走っているのか分からなくなりましたが、とにかく西に進めば海岸に出るはずだと思い、ドライブを続けました。かなりの悪路でした。
 何とか海岸の道路に到着しました。

 かなり遠回りになりましたが、無事に King City に到着しました。
        

4月29日 サンフランシスコ市内観光

 King City を朝8時ごろ出発。
 ロスアンゼルスとサンフランシスコを結ぶ、メイン道路の101号線を北上し、お昼ごろサンフランシスコに到着。
 フィシャーマンズワーフ、ツインピークス、ゴールデンゲートブリッジ、ケーブルカー、中華街を見学。日本町に宿泊。
 走行距離 314km。
 なお、途中のサンノゼに、昔、光通信の研究所を開設し、その担当をしていたので、数えきれないほど、サンフランシスコには来ています。

 



King City のモーテル




サンフランシスコ観光

 サンノゼにわが社の研究所があったため、サンフランシスコにはかなりの回数、訪問しています。
 今回は、今まで行ったことのある所ですが、今一度、行ってみました。
 ただし、家内にとっては初めてのサンフランシスコです。



フィッシャーマンズワーフ

 サンフランシスコでも最も有名な観光地かも知れません。港からは、昔の刑務所で有名なアルカトラスが見えます。



ツインピークス

 サンフランシスコを見渡せる絶景ポイントです。



ゴールデンゲートブリッジ

 説明の必要のない有名な橋です。有料ですが、帰りは無料になります。渡って向こう岸にも行ってみました。



ケーブルカー

 サンフランシスコ名物、ケーブルカーに乗ってみました。



中華街

 適当に散策し、夕食をここで食べてみました。



日本人町

 有名な五重塔の周りの桜は、今が見ごろでした。今夜の宿は、日本人町でした。

       

4月30日 サンフランシスコからヨセミテ公園へ
 
 ホテルを7時ごろ出発。曲がった道路、ロンバートストリートを通り、ベイブリッジを渡り、ヨセミテ公園まで5時間。公園の南口より入る。公園中央部で美しさに唖然。言葉も無い。
 ヨセミテのシンボル、ハーフドームを背に写真。 西口近くのホテルに泊まる。走行距離 354km。
  


ロンバートストリート

 くねくねと回りながら急な坂を下りる面白い道路です。一方通行になっています。
 サンフランシスコをドライブするときは、いつも通る好きな道です。



ベイブリッジを通り、ヨセミテ公園へ




南口から入る

 ヨセミテに入る道路は3本ありますが、案内書によると少し遠回りになるが、南から入るのが一番良いと書いてありました。景色が素晴らしいそうです。ただし、冬季は閉鎖されます。
 




トンネルビュー

 トンネルを出ると、しばらくして素晴らしい景色が広がります。
 道路脇に駐車場がありました。



ヨセミテの絶景

 一見それと分るハーフドーム、エルキャピタン、ブライダルベール瀧が見えます。
 なんとゆう素晴らしい景色でしょうか。
 かって、ここにはV字型の渓谷があり、そこは氷河で埋め尽くされていました。その氷河が大地を削り取り、渓谷をU字型に変形させ、これらの山々が作られました。岩肌には氷河で削られた跡がみえます。
 現在でも、ヨセミテ渓谷の最上部は氷河で覆われているそうです。
 ヨセミテ渓谷の象徴、ハーフドームは大きな斧で断ち割られた様な姿をしており、氷河の持つ巨大な力を示しています。
 このハーフドームは麓から頂上まで1443mあるそうです。
 



 エルキャピタンが間近に見えて来ました。
 ヨセミテにはたくさんの滝があり、見分けるのが大変です。
 雪解けの水で、滝の勢いはかなり激しいようです。秋になると、雪解け水が無くなり、滝は衰えるそうです。



ホテルへ

 ホテル Cedar Lodge は、140号線を下ったホテル街にあります。

     

5月1日 終日、ヨセミテ公園散策

 今日は、終日ヨセミテ公園のドライブや散策です。
 特に予定はないので、ゆっくりとした時間で公園内を楽しみます。
 ヨセミテ国立公園の総面積は東京都の1.5倍もあります。
 明日はヨセミテ公園の山岳横断道路を通り、 Lone Pine に行く予定でしたが、その入り口まで行ってみると、雪で通行不可能との表示がありました。
 明日は、かなりの遠回りのドライブを覚悟しました。



 ホテルを出て、140号線を登ってヨセミテに向かいます。ヨセミテの中央までは約30qぐらいありますが、途中、素晴らしい景色が続きます。川の水量はかなり多く滝の激しさが想像できます。



 ヨセミテ滝や、カセドラルロックが現れました。



 川は時に流れを穏やかにして、美しい風景を作り出しています。
 かって先住民はこの渓谷を神々の遊ぶ庭とよんでいたそうです。



エル・キャピタン

 高さ1095m、花崗岩としては世界最大の一枚岩です。
 谷底から垂直にそびえる914mの絶壁はロッククライマーのあこがれの岩で、通常、2,3日かけて登り、食事や睡眠は岩にへばり付いたまま取るそうです。



 公園内のたくさんの滝をみて、120号線の方へ、登って行きました。
 ヨセミテ渓谷が一望できます。
 遠くにブライダルフォールが見えます。



 山火事の後です。アメリカの国立公園では、山火事が起こっても、燃えるに任せて、自然に返るのを待つそうです。太古の昔からの自然の営みを守るのが重要なのだそうです。



 120号線とビック・オーク・フラット・ロードの交わる付近です。明日はここから120号線を通り、Lone Pine へ向かうつもりでしたが、まだ雪が解けず、通行止めになっていました。



ヨセミテ滝

 ヨセミテ滝は、ヨセミテ渓谷の中で最大の滝です。落差739mの滝は3段に分かれて落ちて行きます。北半球では最大の落差を誇り、世界第8位です。
消えてしまう滝

 渓谷の中の幾つかの滝は、年のある期間、消えてしまいます。ブライダルベール滝は晩夏になっても流れを保っていますが、ヨセミテ滝は干上がってしまいます。
 ヨセミテ滝の上の地形は多くが裸の花崗岩で、水は速やかに落ちてしまいますが、ブライダルクリークの上の緑の谷間にはたくさんの植物やより深い土壌が雨水や雪解け水を吸い込み、水の流れをゆるやかに保ち、比較的安定な流れを保っています。



ブライダルベール滝

 昨日、近くを通っただけのブライダルベール滝へ行ってみました。
 花嫁を包むベールのように、水しぶきで滝が隠されています。



 ホテルに戻り、夕食前に、まずはベンチでビールです。

      

5月2日 ヨセミテ公園から Lone Pine へ 
   
 ホテルでのチェックアウトのとき確認したら、120号線の西行きが道路の崩壊で通行止めとのこと、さらに遠回りになる。
 もう一度ヨセミテ公園に入り、南口から出る。途中、高速道路を降り、Isabella Lake を通過。砂漠の中の湖を見る。
 午後7時半ごろ、Lone Pine に到着。
 走行距離 581km。



 ヨセミテ国立公園を出ると、ブドウ畑が続きます。



 高速道路を下り、178号線を通り、イザベラ湖方面に向かいました。
 途中、ピザパンで昼食です。



 お花畑です。



 面白い木が続きます。



イザベル湖


 イザベラ湖が見えて来ました。



 湖畔で一休みです。



 しばらく行くと、牧場が現れました。



 砂漠の中を走ります。



 サボテン畑が続きます。



小さな砂漠の町、Lone Pine。
 オーエンス湖はほとんど干上がっていて、塩で真っ白でした。
 Lone Pine は西部劇に出てくるような小さな町でした。
 

      


5月3日 Lone Pine から デスバレーを経由しラスベガスへ
 
 今日も朝7時と朝食後すぐに出発。
 デスパレー経由でラスベガスまで。
 デスバレーは月面のように荒涼としており、標高は海面より60m以上も低く、そのため、非常に暑い。
 午後8時ごろ、ラスベガス到着。
 走行距離 531Km。



Lone Pine から Stove Pipe Wells へ向かう
 



砂丘

 砂漠の中には、時々、砂丘が現れます。



Death Vally Musium (Furnace Creek)

 デスバレーは、灼熱と乾燥の大地とも言われ、まさにこの世の地獄の地とも言われます。一番低いところは海抜マイナス90mにもなります。地球にできた巨大な窪地です。
 降雨量は年間わずか60mmで、今までの最高温度は56.7度でした。
 この国立公園の広さは福島県とほぼ同じ広さで、窪地の幅は20km、長さは200kmにもなります。一面、真っ白な塩で覆われた沼地の長さは60kmもあります。
 気温が35度を超す日にちは夏を挟んだ8か月も続き、真夏は連日50度を超えます。
 ここの海抜はマイナス190フィート(-58m)、気温は30度でした。まだ、5月なのでもそれほど暑くはありませんでした。真夏でなくて助かりました。



警告看板

 急な増水に注意、指定された道路を通ること、次のサービスステーションは 72マイル(120km)先までありません。などなどです。
 夏には時に強い雨が降り、周りの山からは滝となって水が流れ込み、ひどい時には数mの洪水が押し寄せ、車が流されてしまうそうです。



Golden Canyon

 確かに金色の渓谷でした。少し歩いてみました。この乾燥した大地にも生物が生きていました。
 トカゲは小さな昆虫を餌にしていますが、変温動物なので、寒さよりも暑さが危険だそうです。
 暑い時は砂に潜ったり、岩陰に隠れて身を守ります。
 大きなトカゲは長さ40cmぐらいになるそうです。



 現在のデスバレーの地形は今から2000年まえに作られました。その後、氷河期には谷全体が氷に覆われましたが、地球が暖かくなると氷は解けて、周りの塩分を溶かしました。1万年前は気候が温暖で、人が住んでいた跡があるそうです。その後、乾燥機が続き、湖は干上がり、塩の大地が広がりました。



Devils Golf Course

 誰が名づけたか、面白い名前です。塩の塊が浮き出て来ています。
 まさに、悪魔のゴルフコースです。夢でうなされそうです。



Badwater Basin -85.5m

 海抜マイナス86mのところにあり、太陽熱により流れ込んだ水はすべて蒸発してしまい、塩分濃度は海水の4倍にもなります。
 しかし、驚くことに、この沼にも体長3cmぐらいの、かつ水温が30度を超える水の中でも生きられるように進化したハップフィッシュと言われる魚が住んでいるそうです。



Dantes View へ向かう

 今度は一転、海抜1669mの山の展望台に向かいました。
 山肌は大地の成分によって、美しい色をしめし、まさに絵具のパレットのようです。青い色はコバルトが、黄色は硫黄の成分が多いためです。



Dantes View

 1669mの高い展望台です。
 デスバレーが一望できます。



ラスベガスへ向かう

 しばらく眺めた後、ラスベガスへ向かいました。



ラスベガスに到着
 
 私は何度も来ていますが、家内は初めてなので、カジノのある豪華なホテルにしましたが、結果的にそれは失敗でした。
 玄関でボーイに車を預け、チップを払い駐車場へもって行って貰い、広くて分かりにくい複雑なホテルで、幾つかのエレベーターに乗り、自分の部屋に到着です。荷物はポーターが持ってきてくれますが、それを待つのにも時間が掛かり、チップ代もかかります。
 朝の出発の時も、早めに行って、車を玄関まで持ってきて貰わねばなりません。とにかく面倒です。
 やはりドライブや簡単なモーテルが便利です。
 家内はカジノに全く興味がないので、次回は、郊外のモーテルに泊まることにしました。

     

5月4日 ラスベガスからグランドキャニオンへ
 
 朝早くラスベガスを出発。
 ホーバーダムを経由し、グランドキャニオン、サウスリムに午後1時ごろ到着。
 5時ごろまで見学し、グランドキャニオンに隣接するホテルへ。
 ホテルが近くなので、夕焼けを見学に再度入場。日没は午後7時15分。
 走行距離 481km。
 グランドキャニオンは、コロラド川が数百万年の長い時間をかけて大地を侵食して作りました。以前、コロラド川は現在の川よりも1600mも高い平原を流れていましたが、今よりははるかに水量が大きく、その侵食速度も速かったようです。
 谷と平原での気温の差は15度以上にもなり、真夏の暑さは厳しく、トレッキングには注意が必要だそうです。



ラスベガスを出発




Hoover Dam 発電所

コロラド川に作られた発電所がありダムで大きなミード湖が出来ています。



 途中の風景です。



 グランドキャニオン国立公園に到着しました。入園料 25$を支払いました。7日間使用できます。



 入り口近くの駐車場に停めて、まずは見学です。
 グランドキャニオンでは最も人気のある Mother Point へ行ってみました。




Mother Point

 グランドキャニオンでは最も有名なポイントで、グランドキャニオンを代表する写真は、ここから撮られたものが大変多いのだそうです。
 東側にあるので、朝日を取る絶景ポイントとです。
 対岸(ノースリム)は16q先にあります。



ビジターセンター

 ビジターセンターで全体の様子を把握しました。この近くから公園内を回る無料バスが出ています。



コロラド川

コロラド川

 グランドキャニオンで、谷を見下ろしていると、川はどちらから流れているのだろうと思いますが、あまりに遠くて川の流れは分かりません。
 グランドキャニオンを作ったコロラド川は右上のコロラド地方から左下のカリフォルニア湾へと流れています。
 従って、渓谷を南側から見ると、水は右側から左側へ流れていることになります。



無料巡回バス

 ここから無料のバスが各展望台を巡回しており、自家用車での通行は出来ません。
 バスは頻繁に来るので、特に待つ感覚はありませんでした。
 まず、初めに東側の展望ポイントにバスに乗り行ってみました。
 South Kaibab Point と Yaki Point の二つがあります。



South Kaibab Trail

 谷に降りるには幾つもの道がありますが、昔、地元の人が建設し、通行料金を取っていましたが、国立公園になってからは無料になったそうです。
 この道は、極めて急で険しいけれども、その代り、遮るものがなく、眺めは最高だそうです。
 私たちも少しだけ、歩いてみました



Yaki Point

 一番東の展望ポイントが、この Yaki Point です。
 なお、東側のフリーバスは青色で、西側のフリーバスは赤色で区別されており、間違うことのないように、うまく作られています。
 ここからは、先ほど訪ねた Mother Point が良く見えます。
 左側の Yavapai Point からの登山ルートが見えます。



Yavapai Point

 登山道路は途中、平らな所を通っていますが、その先はかなり急な道路が予想されます



Budda Temple

 対岸にブッダのお寺と名付けられた岩山があり、看板が掲げられていました。



 ふたたび、ビジターセンターに戻り、その付近を歩いてみました。
 鉄道の駅もありました。



 再び、バスに乗り、今度は西側に向かいました。展望ポイントが幾つもあり、順番に降りてはながめてみました。



Trail Head

 コロラド川に下りるもっともポピュラーな登山道があります。


Markopa Point



Powell Point

 キャニオンに突き出したところに展望台があり、雄大な景色を楽しめました。


The Abyss



Pima Point

 180度開けたパノラマが楽しめます。
 ここまで来ると、コロラド川が良く見えて来ました。


Hermits Rest

 西の最終展望ポイントです。コロラド川の一番下流になります。


夕焼け

 一旦ホテルに戻り、夕日を見に再び来てみました。

 夕日が見える西側に面した Hopi Point と Mohave Point に行ってみました。
 グランドキャニオンの夕焼けを十分に堪能できました。

     

5月5日 グランドキャニオンからザイオン国立公園経由、ラスベガスへ
  
 朝、再度グランドキャニオンを通り、デザートビューを経由し、ノースリムの方を通りラスベガスに戻る。途中、ザイオン国立自然公園を経由する。走行距離 731km。


 もう一度、グランドキャニオンに行き、朝日を鑑賞しました。


Yavapai Point

 昨日も来ましたが、もう一度来てみました。ここまでは自家用車で来ることが出来ます。


East Lim

 展望ポイントがいくるもありますが、ここは自家用車で走る必要があります。帰りの通路なので、順繰りに展望台に寄ってみました。


Grandview Trail

 ここも絶景ポイントです。


Moran Point



Tusayan Musium

 原住民たちの遺跡が保存されていました。渓谷とは道路を挟んで反対側にあり、渓谷は見えませんが、サンフランシスコピークなどが良く見えました。


Lipan Point



Navajo Point

 近くに隣の Desert View のタワーが見えます。


Desert View

 ここに立つタワーは先住民の遺跡を再現したもので、鉄筋とこの地の岩石で作られています。
 近くにはお土産屋やトイレなどが整備されています。
 塔の頂上からの眺めは最高でした。


 いよいよ、グランドキャニオンを後にして、次の目的地に向かいます。


Cameron、 Gorge Little Colorado River
 
 コロラド川の支流のひつと、この川が右側から左へ、そして北へと流れ、コロラド川に合流します。
 この川には、もう一本の橋が架かっており、そこは歩行者用になっているので、歩いてみました。
 昔からの川の流れが渓谷を作ってゆく様子が分かります。




North Lim 冬季閉鎖

 グランドキャニオンのノースリムへも行ってみたいとおもい、 Vermilion Criffs Junction まで行ったのですが、冬季閉鎖中でした。
 


Vermilion Cliffs Highway

 ここから南に行けばグランドキャニオンのノースリムへ行けるのですが、残念ながら冬季閉鎖中でした。仕方がないのでスキップして、北に向かいました。
 丘のような面白い山が続いていました。


ザイオン国立公園経由

 ちょっと遠回りになるけれども、ザイオン国立公園を通っても行けそうなので、見学も兼ね、ザイオン国立公園の中を通ってみました。しかし、ゲートがあり20$取られてしまいました。ただ単に通過するだけでも、支払う必要があるようです。もっとも、1週間有効のようです。
 奇妙な山肌をもつ岩山が続いています。素晴らしい公園でした。今回は時間がなく、通過するだけでしたが、機会があったらぜひ、ゆっくりと過ごしたい公園です。


     

5月6日 ラスベガスからロスアンゼルスへ

 ロスアンゼルスに戻る途中、モハベ自然保護地区を経由し、砂漠や洞窟を見学。午後8時頃、日本町のホテルニューオータニに到着。走行距離 641km。


ラスベガスのホテル

 今回は普通のモーテルにしました。ラスベガスでギャンブルをするのでなければ、このようなホテルの方が便利で快適です。


ラスベガス市内

 市内を通り、ロスアンゼルスに向かいます


モハビ国立保護区

 途中、モハビ国立保護区があったの中に入ってみました。
 砂丘や鍾乳洞を見学しました。


KELSO へ

 いかにも西部劇で見るような風景です。


砂丘

 砂丘の看板が出ていたので行ってみました。


 奇妙な岩山が続きます。


Mitchell Caverns (鍾乳洞)

 鍾乳洞の看板があったので、行ってみました。


見学ツアーに同行

 一日に2回ほどツアーが開催され、私たちも参加してみました。
 洞窟に入るにはツアーに参加する必要がありました。単独での見学は禁止されていました。それほど大きな鍾乳洞ではありませんでした。


ロスアンゼルスに向かう

 今日のホテルは、過去に何度も利用したことのあるホテルオータニです。比較的気軽に利用できるホテルです。

      

5月7日 ロスアンゼルス、ホテルから空港へ

 朝、ホテルニューオータニを8時過ぎに発ち、無事、空港に到着。ご苦労様でした。 走行距離 26km。全走行距離は 4,630km でした。
 もう少しで空港です。気をつけて。
 無事到着しました。安堵の感じでした。ご苦労様でした。
 ハーツレンタカーのバスで空港へ。もう、日本に帰った気分です。

 レンタカーの領収書です。
 走行距離は 2,893マイル。4,774kmでした。
 出発時のマイルが 4,091、返したときのマイルは 6,984でした。
 保険などを入れた支払い金額は 873.69$=約 10 万円でした。
 日本に比べ、高速料金は無料だし、レンタカー料金もはるかに安い。ドライブするならアメリカです。





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