尾瀬 in 2006 春、夏、秋

 春、数年ぶりで尾瀬に入りましたが、その味が忘れがたく夏と秋にも訪れました。

ハイキングのルート図
春6月は日帰り3時間、夏7月は1泊7時間、秋10月は1日目3時間、2日目8時間のハイキングでした。


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観光内容
6月13日 日帰り観光バスで尾瀬沼散策
7月15日 尾瀬ヶ原の散策
7月16日 日光、戦場ヶ原散策
10月14日 尾瀬田代沼ハイキング
10月15日 燧岳周辺一周ハイキング
10月16日 山岳道を経由し帰宅



      
春、6月13日

 尾瀬の春は、雪解けと水芭蕉から始まります。
 水芭蕉は、尾瀬に限らす、いろいろな所で見かけますが、なんといっても、尾瀬の広々とした風景が魅力です。
 今回は、津田沼 5時45分発のバスツアーでした。沼山峠到着は12時頃で、そこから30分も歩くと尾瀬沼の入り口に到着、そこからまた、30分で尾瀬沼です。約1時間ほど尾瀬沼周辺を散策し、また、バス停留所に戻り、3時半に出発、津田沼到着は9時半ごろでした。
 ツアーの料金はなんと3食込みで5,900円でしたが、尾瀬を堪能するには、なにか物足りなさが残りました。

 今回の尾瀬ハイキングは、沼山峠を通って尾瀬沼ビジターセンターまでなので、尾瀬ヶ原のほんの一部でした。

 バスは日光から鬼怒川など日光街道を通り、次いで沼田街道を進み、尾瀬沼に最も近い沼山峠休憩所まで、約6時間でした。
 出発前に全員で準備体操をして、いよいよ出発です。
 沼山峠まで約20分ぐらい登りが続きます。その後、約15分ぐらい下ると大江湿原に到着します。


 驚くほどたくさんの水芭蕉が芽を出しています。大江湿原を縦断し、尾瀬沼まで約30分でした。


 尾瀬沼ビジターセンター周辺で各自、自由散策です。周辺にはその他、長蔵小屋や土産屋などがあります。
 この周辺では、もうかなり大きくなった水芭蕉が群生していました。
 遅咲きの桜もまだ残っていました。


 また、全員が集合して、バス停に向かいました。尾瀬沼から沼山峠休憩所まで約1時間です。



沼山峠休憩所

 一般車は通行止めでバスかタクシーを利用する以外ありませんが、路線バスの本数はかなり少なそうです。


      

夏、7月15日〜16日

 7月は、ニッコウキスゲの最盛期です。わずか1ヶ月で、水芭蕉はお化けのように大きくなり、まだ、芽だけであったニッコウキスゲは、腰の高さまで成長し、まさに満開でした。
 朝、4時半にマイカーで家を出発、8時に戸倉温泉駐車場に到着し、そこから900円で相乗りタクシーに分乗し、8時半に鳩待峠に到着。ハイキング開始でした。



1日目 尾瀬ヶ原

 鳩待峠から尾瀬ロッジ方面に下りて行きました。
 尾瀬ヶ原を散策し、鳩待峠に戻ってきたのは4時半ごろでした。
 今夜は戸倉温泉に泊まり、次の日は奥日光を散策して帰りました。


 鳩待峠に行くには、戸倉温泉駐車場で車を停め、相乗りタクシーで行くことになります。
 鳩待峠です。ボランティアがハイキング注意事項や案内地図を配っていました。


        

 鳩待峠から約1時間ほど下りが続きます。残念ながら、雨模様になりました。
 先月来た時はまだ芽が出たばかりの水芭蕉は、お化けのように大きく育っていました。



 午後になるとすっかり天気は回復し時々晴れ間が見えました。
 東電小屋でおにぎりを買い、昼食にしました。

 あやめやあざみも満開でした。


 来た時とは違う道を通って帰りました。



 竜宮小屋から尾瀬ロッジへ向かいました。



 ここからはずっと登りが続きます。約1時間で鳩待峠に到着しました。
 そこから、戸倉温泉まで相乗りタクシーで向かいました。

 今夜のホテルは戸倉温泉でした。



       
2日目 戦場ヶ原散策

 家に帰る途中、戦場ヶ原を歩いてみました。
 ニッコウキスゲは、ここにはあまりありませんでしたが、ほぼ満開でした。
 途中、鹿よけのゲートがありました。




秋、10月14日〜16日

 10月、草もみじの季節です。6月と同じルートで、沼山峠から尾瀬沼に入ることにしました。今回は国民宿舎御池ロッジに2泊し、尾瀬をゆっくりと歩きました。
 3日目は、田代山、川俣温泉、奥日光などの紅葉ドライブをしながら帰宅しました。
 



      
1日目 自宅から尾瀬田代沼ハイキング

 ロッジに行く途中、六地蔵、モーカケの滝などを見て、午後はロッジから裏隧橋まで歩きました。一面の草もみじで、それは見事でした。

 


 とりあえず、ロッジの駐車場に車を停め、田代沼を歩いてみました。
 草もみじの美しさに驚きます。
 約1時間半ほど歩くと、立派な吊り橋が現れました。裏隧橋と書かれていました。



 帰る時間を考えて、ここで引き返すことにしました。
 木の葉も草原も素晴らしい紅葉でした。



      
2日目 燧岳周辺一周 

 沼山峠から尾瀬沼までは、春の時と同じですが、今回は時間があるので、燧岳を一周することにしました。
 ロッジから沼山峠休憩所までは路線バスを利用しました。
 会社へ入って間もないころ、もう40年も前、燧岳や至仏山に登りました。
 その後、なんどか尾瀬には来ていますが、それらの山に登ったことはありません。今はもう登るのは無理のようです。



 春と同じ大江湿原です。


 尾瀬沼に到着しました。尾瀬沼を左に、沼尻に向かいました。約1時間ぐらい掛かりました。



 沼尻から尾瀬小屋までは山道になり、約1時間40分です。



 約30分で元湯山荘に出ました。



 ここから御池ロッジまでは約3時間と地図に書かれていました。
 約1時間半ほど歩くと、昨日来た裏隧橋に到着しました。一安心です。


 ここからホテルはもうすぐです。御池ロッジ駐車場に着いた時は、もう日が沈む頃でした。地図で確かめたら、歩行距離は25kmでした。紅葉を満喫した一日でした。



      
3日目 山岳道を経由し紅葉を見て帰宅

 ロッジと言っても立派なホテルです。
 窓から眺める外の紅葉も見事でした。



山岳道路ドライブ

 まっすぐ帰るのはつまらないので、山岳道路を通ってみました。
 素晴らしい紅葉でした。




 さらに進み、川俣温泉、奥日光などの紅葉ドライブをしながら帰宅しました。



その時作った句が佐倉市の会報に掲載されました。







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