ドライブで東北のお祭り見学稲田浩一　稲田ひとみ

　ドライブで東北のお祭り見学

2007年8月2日-8月6日

　子供の頃、郷里の町で行われるお祭りは、とても小さい祭りではありましたが、本当に待ち遠しいものでした。
　その後、50数年経ちましたが、いまだ、お祭りらしいお祭りに出かける機会がありませんでした。
　今回は思い切って、5日間かけて、長岡、秋田、五所川原、青森、仙台を回ってきました。ちょうど台風が秋田、青森を横切りましたが、幸い、お祭りに影響はありませんでした。

8月2日	長岡花火祭り
8月3日	秋田竿灯祭り
8月4日	五所川原　立佞武多（たちねぶた）祭り
8月5日	8月5日　青森ねぶた祭り
8月6日	仙台　七夕祭り

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8月2日　長岡花火祭り

　日本一とも言われる花火をゆっくりと見ることが出来ました。座席はインターネットで申し込み、打ち上げ場所に一番近いといわれるテニスコートの席を２人分取ることが出来ました。
　一夜で1万発打ち上げられたということですが、尺球100連発には驚きました。
　花火を見るため、朝9時ごろ自宅を出発しましたが、午後2時ごろには長岡に到着してしまいした。時間が早かったので、特に渋滞はなく、市役所が開放した駐車場に1000円で停める事ができました。花火が開始されるまで、駅前のカラオケボックスで時間をつぶしました。飲み物は無料で、2人で2時間 400円でした。
　宿は残念ながら長岡市には取れず、車で30分ほど行った、見附市に泊まりました。
　宿に着いた時は11時を過ぎていました。風呂に入り、ビールを飲んで休みました。

　　　　　　
8月3日　秋田竿灯祭り

　ホテルの予約をいろいろと試みましたが、全くダメで、結局、竿灯祭り事務所に電話で申し込みました。その為、観客席も同時に予約をすることが出来ました。先方から指定されたホテルは、会場のすぐそばのビジネスホテルでしたが、通常の約2倍の料金でした。
　提燈を少しでも高く挙げようと、お互いに競い合っていましたが、とにかく台風の余波で風が強く、皆さん、苦労しているようでした。小学校に上がろうかと思われる子供たちも、小さな提燈を一生懸命立ち上げていました。
　小さいときから練習しているから、大きくなって、立派にあげることができるようになるのでしょう。

　　　　　
8月4日　五所川原　立佞武多（たちねぶた）祭り

　午前中ｌ、秋田、青森を台風が通過し、朝から大雨の荒れ模様でしたが、夕方には北海道に行ってしまい、お祭りが予定通り行われました。宿は五所川原には取れず、車で15分ぐらい離れた金木町にしました。
　お祭りの内容をあまり知らずに出かけましたが、ねぶたが町を練り歩いており、こんなものかと思ったのですが、その後、7階建てのビルの高さと言われる立佞武多が、突然目の前に現れたとき、一瞬、体が凍りついてしまいました。
　大きなねぶたが次々と現れるのには、まさに「ビックリ！」でした。
　このねぶた祭りが復活したのは８年ぐらい前とのことですが、その為、このねぶたが町の中の大通りを通れるように、電線を地下に埋めるなど、町を直したそうです。

立佞武多
　　　　　
　しばらくすると、びっくりです。よくもこんなに高い神輿を作ったものです。

　　　　　　
8月5日　青森ねぶた祭り

　昨夜の宿の金木町は太宰治の育ったところで、その記念館や津軽三味線会館などがあり、見学してみました。朝の9時だというのに、もう人で一杯でした。このように小さな町が、朝早くから観光バスで混みあっているのには驚きです。三味線会館も、観客で一杯でした。　
　２ヶ月ほど前、青森のねぶた祭りの観覧席とホテルの予約に、インターネットや電話でいろいろ試みましが、うまく行きませんでした。いわゆる普通のホテルや旅館は全て押さえられていて無理でした。ところが、先月、北海道に車で行ったとき、青森駅の近くで泊まったホテルの近くの、ちょっとみすぼらしい旅館のフロントに直接、立ち寄って聞いたところ、まだ部屋が空いているとのこと、予約することが出来ました。
　青森のねぶた祭りは参加型の祭りで、ねぶたそのものを楽しむよりは、カーニバルのような、行進する人を見て楽しむ祭りのようでした。ねぶたや踊り手達は、かなりのスピードで進み、ちょうど2時間で町を一周しておりました。
　お祭りの主役は、子供から、中年までで、暑い中を2時間以上、踊り歩くのは、お年よりには体力的に無理なようです。

津軽三味線会館

　朝の9時には、もう人で一杯でした。観光バスのツアーコースに入っているようでした。