雪景色:白川郷と北アルプス西穂高口

2009年1月26日〜28日

 毎年、この時期になると雪を見たくなります。ふと、2年前の秋に行った白川郷を思い出したので、天気予報を丹念に見て、天気の良い日を待ち、行って見ました。幸い、3日目は日本全体が快晴に恵まれ、奥飛騨の新穂高ロープウエイを使用し、西穂高口にも行けました。
 1日目は家をゆっくりと出発し、午後2時半には、予約しておいた奥飛騨温泉に到着でした。道路に雪は全くありませんでした。


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観光内容
1月26日(月) 自宅から白川郷へ
1月27日(火) 白川郷、合掌造り散策
1月28日(水) 新穂高ロープウェイで西穂高口へ。その後帰宅。


     

2日目、27日(火) 白川郷、合掌造り散策

奥飛騨温泉のホテル

 奥飛騨は雪に覆われていましたが、まだまだ雪が少なく、もうすぐ雪祭りなのにこれでは寂しいと、フロントの係りが言っていました。
 泊まったホテルは奥飛騨温泉の中でも最大級のホテルでしたが、一人1泊1万円とかなりの安値でした。最近はこの様なホテルが増えているので助かります。
 大広間に団体客が居たので覗いてみると、韓国からのお客さんのようでした。
 泊まり客のかなりの人はどうも外国から来ているようでした。円高なのに良く来てくれます。
 


「奥飛騨の屋根積む綿帽子雪」 ひとみ


 国道471号線を通り、ニュートリオ観測で有名な神岡町を通り、かなり遠回りしながら、高山市に入り、高速に乗り、五箇山ICで降りて、合掌造り集落を回りました。


 奥飛騨から白川郷へ向かう途中、ドライブインの前のお稲荷さんが雪に覆われていました。体馴らしに少し歩いてみました。



五箇山菅沼合掌造り集落

 五箇山ICを降りるとすぐそばに菅沼合掌造り集落があります。車を駐車場に留め、歩いてみました。この集落は小規模なためでしょうか、私たち以外に誰も居ませんでした。お店屋さんも店を閉めていました。
              
 「五箇山の重き静寂(しじま)や冬ざるる」  ひとみ 
 




相倉合掌造り集落

 さらに7kmほど、富山方面に向かうと相倉合掌造り集落があります。ここには5台ほど、大型観光バスが停まっていました。マイカーは数台しかありませんでした。
 段々畑を登ってゆくと、集落全体を見下ろせるスポットがあると書いてあったので登ってみました。
 集落はすっぽりと雪の中でした。



 集落の中を歩いてみました。太陽が出て来ました。



白川郷合掌造り集落

 合掌造りと言えば白川村が一番有名ですが、土産屋が多く、合掌造りの家はだいぶ少なくなっています。


     

3日目、28日(水) 新穂高ロープウェイで西穂高口へ

 昨夜は白川郷に近い平瀬温泉に泊まりましたが、宿泊者は私たち2名のみでした。収容人数は80名の山小屋風ホテルでしたが、私たちだけのために、別館全体が暖房で温められていて、なにか申し訳ないようでした。2月になるとたくさんのスキー客の予約が入っていると言っていました。とてもきれいなホテルでした。
   朝起きると、完璧な晴天です。日本海側でこの様な天気は珍しいことです。1日前に泊まった奥飛騨温泉に戻り、新穂高ロープウェイで展望台まで行って見ました。
 往復一人2,800円でしたが、結構にぎわっていました。ただ、驚いたことに、ほとんどが外人で、台湾、韓国、中国からのお客のようでした。日本人はほんの数名でした。
 展望台からは、西穂高岳や西穂山荘が見え、遠くに立山が見えます。昔登った槍ヶ岳もわずかですが見えました。 


「厳めしく寒晴れ挿しぬ槍ヶ岳」 ひとみ
 

 展望台から外に出て少し歩いてみました。雪の回廊が用意され、誰でも歩くことが出来るようになっています。
 西穂の登山口の看板があったのでそこから100mぐらい歩いてみました。狭いながら雪道が固まっていました。風も全くなく、雪景色を満足できました。
 


 帰りのロープウェイです。外人は総じて団体行動ですから、一緒に居ると混み合いますが、それを避けるとガラガラになります。
 午後1時ごろ、ふもとに戻り、自宅に到着したのは午後7時前でした。



付録 1964年8月 槍ヶ岳登山 

 入社して2年目の夏、槍ヶ岳に登りました。




付録 2006年9月 相倉合掌造り
 
 約2年前に行った時の写真を見つけました。ボランティアがたくあん集まって、稲刈りをしていました。
 合掌造りが語りかけるのは雪深い里の生活と実り、そしてまた、雪なのでしょうか。
 




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