韓国南部周遊4日間の旅
2009年5月12日〜15日

 ソウルには過去数回行っていますが、それ以外の都市へは行ったことがないので、韓国の南部を回るツアーに参加しました。ウォンが1年前の半分ぐらいになっており、日本人にとって韓国旅行は今がチャンスかも知れません。確かに、3泊4日の旅で、高級ホテルに泊まり、6回分の食事も付いていて、一人5万円ですから驚きの値段です。
 豚インフルエンザの影響もあって、当初40名の参加者が23名となり、バスもゆったりと座れ、定番のツアーコースなのでしょうか、ガイドさんも慣れたもので、快適に過ごすことが出来ました。 観光日程は、1日目に成田から釜山空港経由、慶州のホテルへ、2日目は慶州、海印寺、大邸(テグ)の観光、3日目は慶州の仏国寺を見学後、釜山に戻り、釜山の観光、4日目は観光なしで釜山から成田へ戻りました。


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1日目 成田から釜山経由慶州のホテルへ

 成田発午後2時の大韓航空なので、ゆっくりの出発です。毎日のトップニュースが新型(豚)インフルエンザで、旅行をやめた人も多いのでしょう、飛行機は空席が目立ちました。成田では特に何の検査もありませんでしたが、釜山金海空港では、全員、数秒で分かる小型体温計による検査がありました。
 韓国通貨ウォン安が話題を集めているこの時期ですが、最近、急激にウォンの価値が上がりつつあるようです。 旅行者にとって重要なのは交換レートですが、成田空港内では、10000ウォンを買うには1000円が必要でした。10000ウォンを売ると、650円と売り買いの差が非常に多いのにはびっくりしました。一方、釜山空港では売り買いの差は少なく、10000ウォンを800円で買うことが出来ました。昨年は1,450円もしていて、ウォン高でしたが、数週間前は700円だったそうです。
 外貨を日本で買った方がよいのか、現地で買った方がよいのか、決まりは無いようです。少なくとも、ウォンは現地で買った方が2割り以上も安いのですが、オーストラリアへ行った時は、日本で買った方が有利でした。
 空港に日本語がうまい現地のガイドさんが待っていて、全員の名前を確認後、大型バスで慶州のホテルまでです。この地をバスで走っていると、田園や山々の風景は日本と全く同じで、海外に来ている感じが全くしません。飛行時間が2時間弱ということもあり、国内旅行をしている錯覚になります。ただ、問題はハングル文字で、最近は漢字をほとんど使用しないので、我々には全く分かりません。現地の地図を貰っても、ほとんど理解できません。そういう意味では近くて遠い外国という感じもします。
 ガイドさんの話によると、ハングルは1400年代に研究、考案され、韓国独特の優れた言葉であり、海外で発明された漢字を使う必要は無いと言っていました。そういうことで、ここ数十年、漢字を使用しておらず、事実、新聞を見ても漢字は全くありません。その結果、今の10代、20代の人は漢字をほとんど読めないそうです。ただし、行き過ぎとの反省もあり、最近の小学生は勉強しているそうです。
 慶州は韓国の古都で、日本の奈良と姉妹都市になっています。瓦屋根の景観が保存され、世界遺産の街としての努力をしているようです。
 ホテルに到着後、韓国料理、ブルコギ(焼肉と野菜の炒め)でした。ビールは中瓶が400円で、現地食堂の2倍の値段でしたが、それでも、ウォン安を楽しめました。
 自動販売機で現地の物価を見てみると、コーヒー缶が約60円ぐらいです。ウォン安によるためだと思いますが日本のほぼ半分です。ただし、1年前は日本と同じだったことになります。
 最近、韓国では Pusan を Busan と表記し、大邸の Taegu は Daegu と表記するそうです。その方が韓国の発音に近いのだそうです。我々にはその違いを聞きわけるのは困難です。



2日目 慶州観光

 午前中は石窟庵、窯元、古墳公園を見学し、午後は海印寺、大邸の観光でした。


石窟庵(世界文化遺産)

 慶州市の郊外にあり、明日見学する仏国寺から、さらに8km程度山奥にあります。バスを降りて、20分ぐらい緩やかな坂を登ると、花崗岩を組み合わせ、人工的に造られた石窟があり、その前に建物が作られて、仏像を保護しています。この石窟は、儒教の影響もあり、訪れる人も少なく忘れられ、20世になって発見されるまで、見捨てられていたそうです。この仏像も花崗岩で作られその高さは3mあります。なんという、気高く、美しい仏様でしょうか。
 朝早い見学なので、空いていましたが、私たちの後からはぞくぞくと観光バスが詰めかけ、帰る頃は大変な人出でした。日本人の観光客と、現地の学生たちがほとんどで、日本から来た高校生たちも居ました。
 石窟庵の入口はとても狭いのですが、見学者全員が同じ狭い入口から入って来るのですから、大混雑です。早く来て助かりました。

 

 日本もそうですが、韓国も総じて、写真は禁止でした。これは旅行社のパンフレットです。
 日本の仏像の中でも、この様に気高く美しいお顔をした仏像は少ないかも知れません。



古墳公園(世界文化遺産)

 慶州の歴史地区が世界遺産に指定されており、古墳公園はその一つになっています。この古墳は新羅時代の王様や部族のお墓で、現在は公園として管理されており、この公園の中には23基あるそうです。なお、これ以外にも慶州付近に100以上もあるそうです。天馬塚と名付けられた古墳にはその内部から発見されたたくさんの遺品が展示されていました。



海印寺(世界文化遺産)

 慶州市から西に約100km、バスで約2時間半の所にあり、標高1340mの山の中に造られています。西暦800年代に造られた仏教寺ですが、その後、韓国では儒教が盛んになり、仏教は弾圧を受けますが、このお寺は山奥にあり、あまり被害を受けなかったそうです。
 このお寺を有名にしているのは、八万大蔵経で、仏教の経典の版木が8万枚も所蔵されています。
 バスが狭い山道を登ってゆくと、お寺に近い駐車場は、バスで満杯でした。ここも、日本からの観光客や、学生で賑わっていました。


大邸(テグ)の街

 テグはソウル、釜山に次ぐ韓国第三の都市です。ここには韓国最大の漢方薬通りがあり、散策をし、漢方薬のPR館を見学しました。確かに日本には無い町並みですが、上海では同じような通りを見たことがあります。
 漢方薬通りの近くに、お菓子屋さんの通りもあり、たくさんのお店が、競うように、お菓子を打っていましたが、作るところが玄関から見えるように作られています。



3日目 慶州から釜山へ

 朝、7時半にホテルを出て、8時ごろから慶州郊外にある仏国寺の見学です。朝の一番ですから、大変空いていました。
 お寺を見学後、釜山に向かい、到着後は釜山の見学でした。ただし、釜山ではこれといって見る物は無く、免税店で1時間、カジノで1時間、海辺の魚市場で昼食を約2時間、ロッテデパートの免税店での買い物、約1時間などでした。もっとも、釜山はかなり広く、町を横断するのにバスで約1時間もかかりました。


仏国寺(世界文化遺産)

 750年頃、この地に80棟以上ものお寺が建てられましたが、1592年の秀吉により、ほとんどが焼きつくされ、その後、小規模ながら再建されて来ましたが、現在のものは1970年以降、国により再建されています。ガイドさんによると、秀吉による破壊の前は、現在の10倍ぐらいの規模だったそうです。



釜山見学

 釜山は韓国第二の都市で、日本に近く、演歌「釜山港へ帰れ」でもよく知られていますが、行ってみると、極めて近代的で清潔で、高層ビルが林立し、住居用のビルは香港のように鉛筆形で、ビジネスオフィスは上海の小型版のような感じを受けました。
 昼食を魚市場の中でとりました。




釜山のマーケット

 魚市場の隣に、大きなマーケットがあります。いわゆるバザールです。生活物資が大半で、ヤマダやヨドバシカメラに類するようなものもありませんでした。



4日目 帰国、釜山より成田へ

 10時40分発の大韓航空で釜山より成田へ向かいます。早い出発なので、見学は全くありませんでしたが、キムチなどお土産を買いたい人も多いためでしょう、市内のお土産屋に寄ってから、空港に向かいました。新型インフルエンザにたいする検査などは、釜山でも成田でも全くありませんでした。





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