榛名山麓のゴルフ場で2日連続のプレーと |
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足尾銅山跡や赤城山見学 |
千葉県はあまりに暑くてゴルフは危険なので、少し涼しい高原のゴルフ場に出かけました。ついでに足尾鉱山跡や赤城山の見学をしてきました。 |
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宿泊設備付きのゴルフ場を探したところJGMベルエアゴルフクラブを見つけたので予約してみました。しかし、プレー日の前泊はすでに売れ切れており、プレー後宿泊のコースを予約しました。また、折角遠くまで行くので2日間の連泊プレーにしました。
プレー前日の宿泊場所を前橋市のビジネスホテルにしましたが、ついでに足尾銅山跡を見学をしてみました。 |
1日目 足尾銅山跡見学
自宅から足尾町に行くためカーナビをセットすると、とりあえず自宅から東北高速道路を使用し、その後北関東自動車道の佐野田沼で降りるようにとのこと、一旦そこで降りて足尾町へ行く道路を検索したところ、県道15号を利用するように表示されました。しかし、途中ものすごく狭い道となり、すれ違い困難な山道をかなり走りました。幸い、対向車は全くなく無事足尾町に到着しました。
トイレを借りようと思い足尾市民センターに入るとその2階は足尾市の銅鉱山の歴史の展示場になっており、ボランティアの方が説明してくれました。
話によると、足尾銅山は公害でよく知られ、負の遺産と思っている人も多いのですが、当時、日本の経済力の発展に大きく寄与したのは事実で、世界遺産の登録を目標にしているそうです。ここの足尾銅山は江戸時代から昭和にかけての約400年にわたり「銅山の町」として栄えてきたそうです。
最初に発見されたのは1610年で、以来、幕府の管轄下におかれ江戸中期には足尾千軒と呼ばれるほど繁栄しました。明治に入ると古河市兵衛が先進的な技術や設備を導入し、明治20年代には日本の銅の40%を産出する日本一の銅山となり日本の産業を支えました。しかし、その後、公害の問題や銅資源の枯渇により昭和48年、その長い歴史を閉じました。
ボランティアさんの話によると、公害の原点はこの銅山ではなく、ここから少し離れた銅精錬所の煙突から出た亜硫酸ガスだそうで、ぜひ、車で来たなら見学していって下さいと言われ、当時の工場の様子も見てきました。
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足尾銅山観光
トロッコに乗ってトンネルの中を少し進み、そこで下車して坑道の中をいろいろ見学しながら歩いて戻ってくるコースになっていました。従って帰りはトロッコに乗りませんでした。案内者はおらず、めいめいが勝手に坑道を見学しするよういなっていました。
当時作られた坑道の総延長は1,234kmで、およそ東京から博多までの距離だそうです。
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銅精錬所
昔使用されていた精錬所跡です。長い煙突も作られましたが、実際にはほとんど使用されず、その前にこの精錬所は閉じられました。
足尾鉱山の歴史の中で田中正造なしは語れません。
加須市の「パストラルかぞ」で今年9月10日、田中正造の演劇が開催さるそうです。そのパンフレットの一部を下に転記ました。
なお、田中正造に関してはNHKのドキュメンタリーなどで何度も紹介されています。
劇のあらすじ
明治、足尾銅山から流れる鉱毒に苦しむ農民を救うため、国会議員田中正造は現地視察を行ったり帝国議会に議題を提出したりと東奔西走していた。
しかし国は富国強兵の名の元、銅を生み出す銅山を擁護する姿勢を崩さない。事態は進展しないまま川俣事件が起こり正造は天皇に直訴を試みるも失敗する。
議員を辞職した正造は一人の人間として渡良瀬川の貯水池候補となった谷中村を守るため単身村に住み移り、正造はそこで73歳の人生を終わる。
生涯をかけて足尾銅山鉱毒事件を追及した政治家・田中正造。正義の人生を歩みきったその隣には、妻・カツの存在があった。
人を愛し、妻を愛し、道端の石ころにさえ眼を向ける懐の深い人物像と、また、妻だけに見せる「直訴後」の弱さ、葛藤する姿は史上では語られることのない「にんげん 田中正造」をお見せいたします。どうぞお楽しみください。
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宿泊は前橋市近郊のビジネスホテルでした。
2日目 JGMベルエアゴルフクラブでプレー1日目
前橋市のビジネスホテルから約1時間でゴルフ場に到達です。スタートは 9:22です。
山岳地帯に作られたコースなので、カートが遊園地の中を走るに用に私たちを連れて行ってくれます。
面白い砂箱がありました。ニッカウイスキーの樽のようです。先月行った仙台や余市のニッカウヰスキー工場を思い出します。
コースは比較的広く、いわゆる山岳コースとは違います。かなり平坦で楽しみやすいコースでした。
宿泊設備
夕食はこの宿泊施設で取り、朝食と昼食はゴルフ場でした。WiFiは通しませんでした。
3日目 JGMベルエアゴルフクラブでプレー2日目
素晴らしい晴天でしたが、暑くはありませんでした。プレー終了後、雨が降ってきました。山の天気は変わりやすいようです。降る前に終わってラッキーでした。 |
4日目 赤城山観光
朝食はゴルフ場でした。このまま自宅に戻るのも早すぎるので、赤城山に行ってみました。なお、このゴルフ場で驚いたのは昼食のバイキングでした。その種類の多さや食質の高さは一級のホテル並みでした。 |
赤城山の頂上近くまで車で行くことが出来ます。頂上には直径1kmほどの大沼があり、大きな鯉が泳いでいました。
赤城神社に参拝し、その後自宅に戻りました。
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