福島県いわき市観光
2018年2月21日~22日

 どこか近くの温泉に行きたいと思い、いわき温泉に行ってみました。いわきは炭鉱が閉じられた後、そこから湧き出る温泉でも有名です。


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 全画面にしてご覧ください。1枚目から2枚目に移る際、時間のかかることがあります。
 ただし、2枚目からは軽快に動きます。


観光内容
1日目 勿来の関跡を見学しホテルへ
2日目 塩谷崎灯台、小名浜魚市場、白水阿弥陀、天心記念五浦美術館を見学後自宅へ


     

1日目 勿来の関跡を見学しホテルへ

 かって炭鉱の町として栄えた磐城ですが、石炭需要の激減によって町の人口は激減してしまいました。
 その後、炭鉱の地下湧き水の温水を利用した「常磐ハワイアンセンター」が昭和41年にオープンし、観光の町として生まれ変わり、当時、それが大きな話題になっていました。
 我が家から東北方面に行く時、その近くを高速道路で通りますが、いわき市に立ち寄ったことはほどんどありませんでした。
 今回はいわき市の温泉を楽しむとともに、いわき市を観光してみました。
 宿は「かんぽの宿いわき」です。
 昔はよくかんぽの宿を利用しましたが、今回の利用は数十年ぶりになります。宿には大きな温泉施設があり、宿泊せず温泉だけを利用する人たちでにぎわっていました。
 自宅から宿までは車で3時間弱です。



勿来関跡

 郷里の栃木県茂木町からさほど遠くないためかも知れませんが、小学5年の頃、勿来の関について習ったことを覚えています。
 調べてみると、このような関が平安時代に本当にあったかどうかは分からないそうですが,現在の勿来の関は江戸時代後期に整備され、白河の関(福島県白河市)・念珠ヶ関(山形県鶴岡市)と共に、奥州三関のひとつに数えられています。



 勿来は万葉文字の当て字で「禁止」を意味し、「来るな」という意味で多くの歌に詠まれています。
 観光目的のためでしょうか、いろいろな石碑が作られています。



勿来関文学歴史館

 新しく作られた文学歴史館です。残念ながら今日は休館日でした。



吹風殿(すいふうでん)

 平安時代の代表的建築様式である寝殿造(しんでんづくり)の建物です。残念ながら本日は休館日でした。



ホテル近くの防波堤 

 この辺りも東日本大震災で大変な被害を受けましたが、東北地方の南部であったため、民家が流されるほどの被害ではなく、建屋の1階が水浸しになったとのことです。
 かんぽの宿を含め、こに辺りには民家が密集しており、そのためもあって立派な防波堤が作られていました。



かんぽの宿 

 立派な部屋ですが部屋ではWiFiを利用できませんでした。
 最近はほとんどの温泉宿でWiFiを利用できるようになっていますが、このように大きな施設でWiFiが使用できないことにはいささか驚きました。
 


      

2日目 塩谷崎灯台、小名浜魚市場、白水阿弥陀、
            天心記念五浦美術館を見学後自宅へ

 宿を出た後、塩谷崎灯台、小名浜魚市場、白水阿弥陀、転身記念五浦美術館を見学し自宅へ戻りました。



塩谷崎灯台

 美空ひばりの「みだれ髪」に唄われた塩谷崎灯台です。
 宿から家に帰る途中にあるので寄ってみました。
 このあたりも、津波対策のためたくさんの工事車両が走っていました。



小名浜魚市場

 小名浜港は福島県を代表する大きな港です。
 大震災で大きな被害を受けたこの港もすっかり新しくなっていました。
 家内は今夜のための魚を仕入れました。



国宝・白水阿弥陀堂

 福島県にある唯一の国宝建築物です。
 平安時代後期、藤原時代に作られました。優美な姿を持つお堂です。  お堂の周囲は山に囲まれ簡素な姿をしています。
 このお堂は、かって朽ちかけ忘れかけていましたが、明治時代、貴重な文化財を保護する政策により、創建当時の姿を取り戻しました。
 その後、この地を発掘調査し、周囲の池を整備し、池にはたくさんの古代ハス(大賀ハス)が根分けされここに植えられています。なお、ハスは仏教と深い関係を持っています。
 平安時代後期、釈迦入滅後2000年で暗黒の乱世が訪れるという末法思想が広がり、当時の貴族は極楽浄土を求めこのようなお堂を作りました。
 陸奥を平定し中尊寺の整備に心を砕いた藤原清衡には娘・徳姫がいました。徳姫はこの地の豪族・岩城氏に嫁ぎましたが先だった夫の菩提を弔うためにこの阿弥陀堂を1160年に建てたとも言われています。
 内部にはハスに座った阿弥陀三尊像や観世音菩薩立像(重文)などが当時のまま保存されています。
 お堂内部は天井を含め極彩色に彩られていました。






 池のほぼ中央までは無料ですが、その先は有料となります。
 老木が歴史を感じさせます。



 お堂の中に入ると、二人のお坊さんが阿弥陀三尊をはじめ、内部の説明をしてくれました。
 写真は禁止でした。なお、観光客は私たち二人だけでした。



前庭の芝

 駐車場と白水阿弥陀堂の間にはかなり広い芝生の広場がありますが、イノシシにより、かなり地面が荒らされていました。
 以前、総武カントリー印旛コースもイノシシによりこのように荒らされたことがあり、イノシシの被害であることがすぐにわかります。
 福島のイノシシは捕獲しても放射能の影響が懸念され売れないそうです。そのためでしょうか、イノシシの大繁殖しているそうです。



天心記念五浦美術館

 大変立派な美術館です。天心に関係する絵画が展示されています。今日の展示は、木村武山展でした。
 ほとんどが個人所有の絵画で普通は見ることのできない貴重な展示でした。



自宅へ

 雪が降って来たこともあり、まっすぐ自宅に向かいました。






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