宮内庁 雅楽演奏会

2018年10月19日 午後の部

 今年8月京都を観光するにあたって、家内が京都御所や修学院離宮など宮内庁のホームページを見ていたところ、雅楽演奏会をみつけ、早速申し込んでみたそうです。
 締め切りは7月31日でしたが、それよりもかなり早く往復はがきを使用し申し込んだらしく、幸い私たち2名とも参加証を頂きました。なお、往復はがき1通で1名しか申し込みが出来ないので、1名しか許可されない場合もあるようです。参加にあたって、本人確認があり、免許証など自分を証明するものが必要で、代理参加はできないようです。
 家内がお茶会などでこの話をしたら、他に何人も申し込んだ人がいて、ほとんど許可されなかったそうです。よほど運が良かったのかもしれません。
 なお、この雅楽演奏会は春と秋に各々3日間開催され、毎日、午前の部と午後の部の2回、演奏会が開かれます。
 一般の人が申込みにより参加できるのは秋の3日だけです。雅楽に関する詳しい説明は宮内庁のホームページに出ています。
 雅楽は10世紀ごろに日本で定着し、室町時代、金閣寺を築いた足利義満は雅楽の龍笛が得意で部下たちに尊敬され、それにより室町
地時代を築いたそうです。



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 大手門から入りますが、そこではがきの許可証と身分証明書を示し、また手荷物検査があり、それが終わると演奏会場に向かいます。
 道路はかなり広く、そこでは列を作らないので早く歩くと前の人を追い越すことが出来ます。ただ、皆さん、そうとう一生懸命歩いているので、私の体力で追い抜くことは出来ませんでした。



 開場は午後1時30分、開演は2時30分です。まだ開場まで1時間もありますが、もうかなり列が出来ていました。



 隣にある建物は桃華楽堂です。200名が参加可能の音楽堂だそうです。
 



楽部庁舎に入場

 入場するにあたって、場内が混雑しないよう、間合いを置きながら入場します。
 家内があらかじめ過去の参加者の書き込みを調べたところ、2階がおすすめとのこと、私たちはまっすぐに2階に上がりました。



 開演まで時間があったので下にも降りてみました。大粒の砂が敷かれていました。演壇は観客席よりも高いところにあり、見学には適していないようです。
 この部屋は、通常演奏会に使用されるのではなく、練習専門の場所のために作られているそうです。



 ほぼ満席となり、楽器が置かれ始めました。



 実演中は写真禁止でした。下の6枚はパンフレットからの複写です。「管絃」と「舞楽」がありました。
 演奏時間は約1時間30分でした。



 終演後、大手門まで戻りました。小雨になっていました。

 皇居内では、早桜も咲いていました。



 今日は普段は経験できない貴重な経験をすることが出来ました。
 雅楽の楽団は世界中にその素晴らしさを紹介しているようですが、より多くの機会を設けて、日本人にとってもより身近なものにしたいものです。





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