富士吉田市の富士展望温泉と熱海梅林

2019年1月17日~18日

 富士山を見ながら温泉に泊まりたいと思い、富士吉田市に出かけました。
 次の日は熱海の梅林が開花したとのこと、咲き始めた梅林を一味早く楽しめました。


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1日目 自宅から富士吉田市のホテルへ

 ホテルに行く前に、世界遺産に登録されている冨士浅間神社と、その近くのある富士山レーダードーム館を見学し、その後、富士を見る絶好ポイントと言われ外人がたくさん訪れるポイントといわれる新倉富士浅間神社へ行ってみました。
 自宅からまっすぐ、富士吉田市に向かいました。
 ホテルに入る前に、世界遺産である北口本宮冨士浅間神社、富士山レーザードーム館、新倉富士浅間神社を訪ねてみました。
 今夜の宿は真新しいホテルマイステイズ富士山展望温泉です。
 
 大月から富士吉田に向かう高速道路からです。
 富士山のほとんどが雪で覆われています。




北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)

 全国にある浅間神社(せんげんじんじゃ)の一社です。
 境内に入ると大鳥居、隋神門、神楽殿、浅間神社と続きます。一番奥には富士山への登山門があります。
 古くから富士山の遥拝地として信仰を集めていましたが、江戸時代に富士講が広まると多くの人がここより登拝し、富士山の北口(吉田口)登山道の起点として栄え、17世紀初期に富士講の寄進により整備された境内は壮観で、富士山信仰の中心であることが感じられます。
 富士山世界遺産構成資産の一つで、本殿、東宮、西宮は国指定の重要文化財に指定されています。。
 毎年8月26、27日に行われる鎮火祭(吉田の火祭り)は富士山の噴火を鎮めるお祭りで、氏子中に立てられた約80本もの巨大な松明が燃え盛る様子や、氏子中富士山の形をした御神輿など、勇壮なことで知られています。
 有名な「お道開きの神事」は6月30日の開山祭で行われる行事で、富士講や登山者などで賑わい、夏の登山シーズンを迎えます。




大鳥居

 



隋神門




神楽殿

 




 神社へ

 
 




富士登山口



 神社を一回りして戻りました。




富士山レーザードーム館

 35年にわたり台風などから日本をまとってきた富士山レーダーも気象衛星と交代し、2001年富士吉田市に移設され2004年から開館されています。
 
 風速体験室があり入ってみました。
 風速13m/秒は意外と弱く、帽子が飛ばされることはありませんでした。
 風の強いときは一般道を歩いていても帽子を飛ばされますから、その時の風速は多分に 15m/秒よりも速いのでしょう。
 新田次郎、本名藤原寛人は無線電信教習所(現在の電気通信大学)を卒業後、気象学者となり、1963年には富士山気象レーダ建設責任者を務め成功させています。また、若いころから文学に興味を持ち、作家活動もしていました。
 1966年、気象庁観測部計器課長を最後に依願退職し、富士山での経験をもとにいろいろな小説を残しています。また、小説「武田信玄」などの執筆活動に対し吉川英治文学賞が与えられたいます。
 1980年、67歳で死去しました。




新倉富士浅間神社

 桜の時期には日本一の富士の眺望を楽しめるお寺として最近たくさんの外国人が訪れれています。
 本殿は山の麓にありますが、398段のさくや姫階段を登ると中腹にある五重塔に出ます。桜の時期、ここから見る富士が日本一だとも言われています。




ホテルマイステイズ富士山展望温泉

 2016年12月に開業したまだ新しいホテルです。海外からのお客のため、中国語のチャンネルや韓国語のチャンネルもありました。



 夕食はバイキングでした。




 このホテルでは中国語や韓国語の放送も見ることが出来ます。




2日目 熱海梅林散策

 熱海梅林で梅まつりが始まったそうで、帰りに立ち寄ってみました。今年の梅まつりは1月5日~3月3日だそうです。
 かなり広い立派な梅林でした。




 部屋からの長めです。時間とともに富士の色が変わってきました。今回も赤富士を見ることが出来ました。。




 富士吉田から熱海に行く途中で見た富士です。




熱海梅林

 1886年(明治19年)に開園した熱海梅園は、 日本で最も早咲きの梅として有名です。44,000平方メートルもの敷地を誇る広い園内には毎年11月下旬~12月上旬には、第一号の梅の花が開花します。
 樹齢100年を越える梅の古木を含め、59品種・472本の梅が咲き誇り、早咲き→中咲き→遅咲きと、順番に開花。梅まつり期間中、梅を存分にお楽しみいただけます。
 期間中、園内には足湯や土産店もオープンし、日によって熱海芸妓連演芸会や落語会、甘酒無料サービスなどのイベントも実施されるそうです。

 

 



中山晋平記念館

 大正から昭和にかけて「シャボン玉」や「春がきた」などの童謡や「東京音頭」など、数多くの大衆音楽をたくさん作曲しています。第二次世界大戦が激化した1944(昭和19)年、東京都中野区から熱海市に移住し、1952(昭和27)年に亡くなるまで熱海で暮らしました。
 中山晋平の別荘として1935(昭和10)年に建築された建物を、1991(平成3)年に「熱海梅園」に移築ています。
 ピアノなどの愛用の品々や直筆の譜面なども展示されています。
   



 梅林の絶景ポイントです




澤田政廣記念美術館

 熱海出身の文化勲章受章者・澤田政廣(さわだせいこう)の代表作品を集めた美術館で、 多くの木彫作品をはじめ、絵画・墨彩・陶芸・版画・書など、 あらゆる領域にわたった芸術作品を展示しています。
 梅まつり期間中は無料で入ることが出来ます。残念根がら内部は写真禁止でした。
 



 来た道を通り、駐車場へ向かいました。




熱海市街

   何度も車で通る熱海市内の道路です。じたくまでまっすぐ帰りました。





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