2月上旬、タイとベトナムに挟まれた細長い国、ラオスへ行ってきました。その時すでに新型コロナが話題にはなっていましたが、それが丁度100年前にアメリカで発生し世界中を恐怖に陥れたいわゆるスペイン風邪と同種の感染力の極めて強い新種のウイルスとは思ってもいませんでした。昔日本にやってきたスペイン風邪は日本だけでも45万人もの死者を出しています。
中国武漢で発生したと言われる新型コロナは人的交流の深いイタリアに渡り、また日本にも武漢から北海道を中心にやって来ました。その後イタリアからヨーロッパ全体に広がり、その間感染力が強くなり、それが再び日本に来たりアメリカに飛び感染者が世界的に急拡大して行きました。ただし、この新型コロナによる日本での感染者、死亡者は海外に比べ非常に少なく、その原因がいろいろと話題になり、その理由を山中伸弥博士はファクターXと名づけましたが現在でもその理由がよく解っていません。
その後、感染者の多くが20代~50代であり、その年齢での重傷者、死者数は非常に少ないものの、70代、80代と高齢になるとそれが致命傷となり、仮に私が感染すると、高齢者なら多くの人が持っている基礎疾患を幾つか持っているのでほぼ死につながることも分かってきました。
新コロナの発生以前は毎月、何かの例会で都心に月数回は出かけ、また近くの友人との飲み会、市の囲碁大会などを楽しんでいましたが、ほぼ全ての会合が中止となり自然と出かける機会がなくなりました。それ故ラオスからの帰国後は都心に行くのを控えており、まだ1度も電車に乗ったことがありません。
私も家内も退職後、80ヶ国もの観光旅行と、国内では北海道から沖縄までほぼ隅々まで旅行をしてしまったので、旅行はもういいね、という感じもありました。
家内は2月まで老人施設などでのいろいろなボランティアと自宅ではお花やお茶を教えていましたがそれもほぼ中断となり、二人とも自由時間が極端に増えてきました。
とにかく、運動不足にはならないようにと、終日雨の場合を除き、毎日二人で散歩に出かけるようにしています。ただし、買い物でのコロナ感染を避けるため、ビールやワイン、野菜、果物、冷凍食品などは殆ど通販を利用しています。
自宅では二人とも常に同じ部屋で過ごしていますが、家内は掃除、洗濯、料理、こまごました買い物、車の運転、ゴミ出し、芝刈り、庭の花木の手入れなど、何時もしている仕事の他に私が毎月かかっている医者に電話をして薬を貰いに行くのも新たな仕事になりました。また、以前から私の理髪なども家内の仕事です。家内はその後余った時間はテレビを楽しんでいます。
私は散歩後もっぱらパソコンの前で過ごすことが多くなってきました。
二人ともドラマなどを楽しむため、u_next や netfrex, NHKオンデマンドなどに加入し、家内はテレビで、私はパソコンでそれらを楽しんでいます。その時、私は外音遮断機能付きBluetooth
を使用しており、テレビの音が問題になることはありません。
使ってみて便利なのは DiXiM Play で それをパソコンにインストールして置くと、テレビやビデオのチューナーを利用してテレビ放送が見える上に、ビデオレコーダーで録画した番組をパソコンから直接見ることが出来ます。その他、囲碁ネットに加入しているため、毎日多くの方と対局を楽しんでいます。
なお、時々体を動かすよう、録画してあるテレビ体操と毎時のスクワッド体操を必ずするようにしています。
以下の写真は2月下旬から10月下旬まで、散歩に出かけた時の写真を掲載しました。田植えから稲刈りまで稲の成長も写真に収めました。農家に育った私ですが、自宅から学校へ行くまで田んぼの脇を通ることはありませんでしたので面白く観察できました。
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