新型コロナの中で     
                                                
2021年3月から10月末まで


 今振り返るとこの半年はあっという間に過ぎたような感じがします。最大の原因はコロナのために外出する機会がほとんど無くなり、健康維持のため毎日欠かさず公園を散歩しましたが生活に変化は殆どありませんでした。ただしそれだけでは面白くはないので毎日カメラを持参し、写真を撮って来ました。しかし歩いた所は昨年と同じなので、写真も同じようなものを取ることになりました。
 80歳を過ぎると老人ホームで過ごしている人も多いと思います。いずれは誰もが歩くのが困難になる運命を持っていますが家内と毎日散歩できる幸せを出来るだけ維持したいと思っています。
 この半年、色々なことがありましたが、最大の出来事は新型コロナの中で、開催可能かどうかが活発に議論され、ほぼ無観客で開催されたオリンピック、パラリンピックでしょう。その時、日本はジェンダーに対する対応が悪いと言われており、大会組織委員長の森さんが会長職を降りたことも話題になり、多くの女性が色々な委員を務めるようになりました。
 前回の日本でのオリンピック、パラリンピックは1964年で57年前でしたが、大学を卒業し会社に入って2年目の出来事で、日本は新幹線や高速道路が開通したりと大変勢いのある時期でした。
 今の日本の景気は他の国と比べ良いとは言えません。この20年以上、日本人の所得はほとんど上がらず、GDPも上がる様子がありません。しかし、驚いたことに、日経平均株価は一時、31年ぶりの高値、30,670円にもなりました。世界的な金余りで外人がたくさん買っているようです。
 誰もが経験したことのない新型コロナですが、今年の1月8日に第3のピークを向え1日最大約8,000人の感染者を数えましたが、3月15日頃には1日、1,000人を切るようになりました。ただし、緊急事態宣言を解除すると再び増え始め、5月の連休には7,000人程度となり、連休中の外出は出来るだけ控えるようと政府から要請がありました。そうすると2ヶ月後の6月末には再び1,000人を切るようになりました。その後再び制限を解除すると感染者数は急激に増え始め8月下旬にはオリンピックの影響が強かったと言われますが、1日あたり2万5千名を超えるようになました。そのため病院に入ることも出来ず、自宅で亡くなる人も増えてきました。多くの人はコロナに恐れをなし、それなりの対策を強くしたようです。私と家内は7月上旬に2回めのワクチン接種を済ませることが出来ました。その後、驚くほどの速さで感染者数が減りだし、現在の10月末は300名以下になっています。この減少には誰もが驚き、これを予測できた人は皆無で、原因は未だわかりません。たくさんの要因が重なったというのが現在の結論です。その中でもコロナの自壊説は興味を集めています。なお、最近、急にヨーロッパで感染者が増えだし、ドイツやイギリスでは毎日3万人以上の感染者を出しており、フランスでも1万人を越しています。アメリカは相変わらず世界一の感染者確認を数え、1日約10万人を超える日も多いようです。
 今年の夏は猛暑でしたが、世界的にも地球温暖化による異常気象が起こり、このまま放置しておくと地球は大変な事態となり、今の孫たちはどのようなことになっているかを考えると心細くなります。とにかく温暖化の原因である二酸化炭素を減らさなければなりませんが日本は世界で5番目の排出国としていろいろな要求が世界各国から出されています。
 その他、米軍がアルカイダとの戦いで20年も続いたアフガニスタンから完全撤退したこと、自民党総裁が菅さんから岸田さんに変わったこと、眞子さまと小室圭さんのご結婚も大きな話題でした。




大画面スライドショー(文章なし) はここをクリック
   
 再生速度は右下の三つの点を押すと早くしたり遅くしたりできます。






 3月1日 佐倉西武自然公園はまだ冬景色です。


 3月2日 庭の木に刺したりんごに小鳥がやって来ました。


 3月3日 西志津多目的広場 河津桜がほぼ満開になりました。


 3月4日 畔田谷津公園は非常に広く植物の生育のため、たくさんのボランティアが参加しています。


 3月5日 河津桜がもう散り始めました。


 3月7日 ボランティアさんたちが公園の整備を始めました。


 3月10日 幼稚園の子供達が先生に連れられ、丘のぼりを始めました。


 3月11日 佐倉城址公園。色々な桜や椿(ツバキ)、山茶花(サザンカ)が満開になりました。椿と山茶花の区別は極めて難しく、それらが交配された椿山茶花も多いそうです。一番見分け易いのは花の散り方で、椿は花首から散り、山茶花は花びらから散るそうです。なお、山茶花の花は2月までで、今咲いている花は椿だそうです。ただし、隣接する植物園の花はハルサザンカと書かれていました。難しいですね。


 3月13日 田んぼの整備開始が開始されたようです。水が漏れないように畦道が整備され、今まで無意識に歩いていた道も通れなくなりました。


 3月14日 下の桜は福島県の三春の桜の株を分けて貰ってきたそうです。三春の桜は4月下旬に満開になりますが、ここは福島よりだいぶ温かいので花が咲くのは早いのでしょう。冬を越した麦はだいぶ大きくなりました。


 3月15日 田んぼの整備がだいぶ進んで来たようです。


 3月16日 麦が立派に育っています。三春の桜が咲きだしました。


 3月17日 今日も幼稚園生たちが丘を登っています。色々な花が咲きだしました。公園に行く道の両側にはこぶしが植えられ丁度満開です。


 3月18日 三春の桜が満開になりました。


 3月19日 しらさぎが現れました。


 3月20日 子どもが木に登り大きな魚が小川を泳ぎこぶしが満開になりました。


 3月22日 ボランティアさんたちが集まっています。色々な花が山を染め始めました。


 3月23日 カエデが真っ赤な芽を出し、小鳥が餌を求めて停っています。佐倉城址公園のソメイヨシノも満開になりつつあります。家内は散歩の後、佐倉中央公民館の花の手入れをしてきました。家内は昨年から佐倉市の華道連盟の会長に指名され何かと大変なようです。毎年開催の市の展覧会はコロナのため中止しているそうです。


 3月24日 佐倉チューリップ広場も少しにぎやかになってきました。尚子ロードの桜もだいぶ咲き出しました。


 3月25日 田んぼの整備が続いています。


 3月26日 印旛沼を横切る水道管近くを歩いてみました。


 3月29日 いつも歩いているたんぼみちの桜も満開になりました。麦もかなり育ちツクシンボウも地面を覆うように育ちました
この時期に咲くのは明らかに椿です。


 3月30日 ユーカリゴルフ練習場脇のラベンダー畑を通り桜並木の尚子ロードを散歩して見ました。


 3月31日 佐倉城址公園の桜も満開になり、猿回しも芸を披露していました。


 4月1日 シラサギは集団で暮らし子どもを育てます。4月頃から見かけるようになり、11月にはほとんど見ることが無くなるそうです。


 4月2日 ヘビ、カエルや蝶なども見かけるようになりました。


 4月3日 今年の1月30日に小枝を燃やし地中数mの所に埋めた燃え残りがいまだ地中で燻っているようです。驚きです。


 4月6日 中央公民館にお花を飾り、その後、いつもの公園を散歩しました。


 4月9日 若葉の美しい時期になりました。竹の子が目を出し、畑には大根が芽を出しています。


 4月10日 田植えの準備が活発になりました。


 4月11日 数匹の小鳥を乾いた田んぼに見つけました。


 4月12日 たくさんのボランティアさんたちが集まり公園の整備をしてくれています。


 4月15日 庭のつつじが満開です。


 4月16日 畔田公園で有名なクマガイソウを見つけました。和名の由来は、アツモリソウともに、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣に見立て、源平合戦の熊谷直実(くまがい なおざね)と、一ノ谷の戦いで彼に討たれた平敦盛(たいら の あつもり)にあてたものだそうです。


 4月17日 時々駐車場がいっぱいになりますが、どうやら隣りにある高校のグランドで野球の大会があり、親たちが応援に来ているようです。


 4月18日 いよいよ田んぼに水が入れられました。ただし、一斉ではなくなにか順番があるようです。


 4月19日 昨夜大量の雨が降ったため、田んぼが川のように見えます。
ボランティアさんが駐車場の草の手入れをしています。


 4月20日 カエルの鳴き声がうるさいほどになりました。両棲類のカエルは非常に沢山のオタマジャクシを生みますが陸に上がれるカエルの生存率は非常に少なくなります。ただし、生き残ったカエルの寿命は数年もあり、時には10年ぐらいにもなるそうです。我が家に住み着いたトノサマガエルはもう数年生きています。


 4月21日 麦が立派な穂を付けています。田植えの準備が盛んです。


 4月22日 いよいよ田植えが始まりました。この田植え機はかなり小型ですが、田の広さによっては十分なのでしょう。私の郷里、栃木県での田植えは6月と決まっており、その時は農作業を助けるよう、2週間ほど学校が休みになったのを覚えています。昔は機械でなく手で田植えをしていました。


 4月23日 最近、シラサギをよく見かけるようになりました。白くて長いビニールハウスの中では稲の苗を育てています。


 4月24日 田んぼには鴨も現れました。丘の上には野球場があり、たくさんの親が子供の応援に来ていました。


 4月26日
稲を植えやすくするよう、田んぼの中を平らにしています。


 4月27日 昨年と同じご夫婦が田植えの後の手直しをしています。今年も田植え帽をかぶっています。自作した帽子かもしれません。
大根の葉がだいぶ大きくなりました。


 4月28日 ウラシマソウが目立つようになりました。


 4月30日 ここにも立派なウラシマソウが。


 5月1日 いつもならカエルは近づくとすぐに泥の中に隠れるのですが、最近は平気で顔を出します。


 5月4日 我が家のバラも満開です。


 5月6日 田植えが最盛期となりました。


 5月7日 大根畑の葉はだいぶ大きくなりました。


 5月9日 田んぼには水がだいぶ注がれました。


 5月14日 ウラシマソウの蓋をそっと開けると花弁が見えます。ウラシマソウは雄か雌のどちらかだそうで、虫が花粉を運ぶのだそうです。


 5月15日 大根が立派に育ちました。


 5月16日 麦がだいぶ色づいて来ました。


 5月20日


 5月22日 シラサギがたくさん集まっています。


 5月23日 大根が収穫期を迎えています。


 5月28日 蝶がたくさん現れました。


 5月29日 田んぼの周りの雑草の伸びもかなり早く、色々なところで草刈りが行われていました。


 6月2日 先月、車を新しくしました。前の車より安全対策がかなり進歩しています。この安全対策をしている車の税金は安くなるそうで、それが一部戻ってきました。前のレクサスRXは8年半乗りましたが、一度たりとも不具合で連絡したことはありませんでした。その前のハリアーの時は、ドアの近くで変な音がするので直してもらったことがあります。


 6月3日 どうぞお持ちくださいと書かれた紙のとなりに約10本の竹の子が置いてありました。1本頂きました。


 6月6日 道路脇の草刈りが数カ所でなされていました。数年前、お祭りで貰った金魚がだいぶ大きくなりました。


 6月8日 もう、真夏です。


 6月9日 なんと収穫前の大根畑が完全に荒らされていました。イノシシでしょうか。それにしても端から端まですべてが荒らされているのには驚きです。


 6月10日 荒らされた畑が手入れされていました。なんともお気の毒です。


 6月12日 麦がきれいに刈られていました。


 6月13日 大根畑が整備されていました。今後どうするのでしょうか。気になります。


 6月13日 なんと言うなの木なのでしょうか。小さな実が成っています。


 6月15日


 6月21日 たくさんのカメラマンがねらっているのはサシバだそうです。サシバは渡りをする鷹の種類で、全長が約50cm、羽を広げた幅は115cmとかなり大きな鳥だそうです。


 6月22日 夏になるとこのようなところが涼しく散歩に適しています。


 6月23日 稲がだいぶ育ちましたが、刈り取った麦畑に植えられた稲がすごい勢いで伸びてきて、強い緑色をしています。


 6月24日 田舎のお墓の掃除とお参り。誰も取らないのでしょう、たくさんの梅の実が道路に落ちていました。


 6月27日 大量のドロエビが田んぼの中から出てきました。地中でどのようにしてこれ程たくさんのエビが成長したのか驚きです。


 6月28日 ボランティアさんたちが公園の整備をしています。ウラシマソウが実をつけました。ねむの木の花が大きくなってきました。


 6月29日 佐倉城址公園 いろいろな花が咲いています。


 6月30日 ドロエビの一部はまだ生きているようです。ただし、多くのエビは動きがないので死んでいるのかもしれません。


 7月10日 今日も道路脇などの草刈りが行われていました。


 7月12日 山道を歩いていると色々なものを発見します。


 7月16日 ねむの木が色々な所で花を咲かせています。


 7月17日 気温が高くなったので散歩は朝の6時頃から始めるようにしています。朝露のため蜘蛛の巣がよくわかります。これ程たくさんの巣がありますが、餌を捕まえられなかった蜘蛛は死んでしまうのでしょうか。


 7月19日 今日は朝6時半に家を出ました。 田んぼの水は完全に抜かれています。


 7月22日 非常に勢いよく育っている稲の脇に白い旗が立てられています。


 7月25日 夏は林の中の散歩が多くなります。


 7月26日 キスゲが先出しました。猛烈な速度で育った稲は穂を付け出しましたが、実はないようです。


 7月28日 黒い色をした虫を見つけました。


 7月29 栗の実が弾けそうになってきました。


 7月30日 真夏の朝です。


 7月31日 今朝も蜘蛛の巣を見つけました。


 8月2日 夏になると日が当たらない東側の道路を散歩する人が増えてきます。


 8月3日 今朝は蜘蛛の巣をはっきりと見ることができました。いつも同じシラサギでしょうか、橋の上の手すりに陣取っています。 時々色々なところで小枝を燃やしています。すごい煙です。


 8月5日 朝早く散歩する人が増えてきました。


 8月6日 白い旗の刺さっている水田の稲が稲穂も一緒にしっかりと刈り倒されていました。
WCSとは家畜用の稲の略称だそうです。


 8月7日 たくさんの牧草ロールが作られていました。


 8月9日 夏ですね。6時半のラジオ体操に合わせていつもここで体操をしています。(顔はわざとぼかしています)



 9月12日 いつも歩く畦道は雑草がものすごく茂っています。雑草はすぐ伸びるようです。


 8月16日 


 8月19日 快晴の朝家をはやく出たご褒美でしょうか。めったに見ることのできない半円形の虹を見ることが出来ました。虹は半円の中に光を反射するため、半円の中は明るくなります。


 8月21日 今年もひまわりが立派に育ちました。


 8月24日 そろそろ稲刈りが始まる時期になりました。たくさんの稲が倒れています。すでに刈られて整地された田んぼは家畜用の稲があった所です。


 8月28日 手繰りにアヒルが泳いでいます。


 8月28日 倒れた稲もきれいに刈られていました。


 8月29日 のどかな田舎の風景です。


 8月31日


 9月1日


 9月3日 午前中は雨のため、午後2時頃でかけました。カタツムリを道路の上に見つけました。


 9月5日 道路の上のカタツムリが車に惹かれないよう藪の中に入れてあげました。


 9月7日 中央の一列だけ稲の実だけを取られた稲がらが敷かれていました。


 9月8日 ボランティアさんたちが道路標識を取り付けていました。


 9月10日 昨日の雨で稲刈を中止したようです。


 9月11日 稲刈真っ最中です。


 9月12日 道路脇の草が突然枯れだしました。毎年のことなのでしょうが、ウイルスの自壊を連想してしまいました。


 9月13日 シラサギが高い木に止っていました。ここも縄張りなのでしょうか。沼にはたくさんの蝶々がとまっています。ガマの穂が見事です。


 9月14日 彼岸花が目立つようになりました。


 9月15日 栗のが開き始めました。


 9月16日 城址公園を散歩してみました。


 9月17日 家畜用の稲が刈られた後を新しい草が一面に覆っています。


 9月19日 あれ程倒れていた稲をきれいに刈り取っています。


 9月20日 この精米所は近隣の農家が共同で持っているのだそうです。ここで出た籾殻は再び田んぼに肥料として使用されます。


 9月21日 今年も庭の芙蓉が満開になりました。


 9月22日 佐倉城址公園 たくさんのカメラマンがアオバズクを追いかけています。フクロウの一種で全長30ぐらいの鳥だそうです。


 9月23日 家内が芝の手入れをするようになってからは何時もきれいになっています。


 9月25日 田んぼを覆った草が土に混ぜられ整備されれいます。


 9月27日 佐倉城址公園 ここにもシラサギがいました。


 9月28日 田んぼに置かれた稲がらが燃やされていました。


 10月3日 大きな機械や小さな機械で草刈りをしています。
田に生えた草がコスモスの花を咲かしています。


 10月4日 コロナの患者がほとんど居なくなり他県への移動も解除されたので田舎のお墓の掃除とお参りに出かけました。階段を幾つも登る高いところにあり、少し無理をしたため、腰を痛めてしまいました。年を感じます。2週間ほど整形外科へ通いました。


 10月5日 まだ庭の芙蓉が満開です。


 10月8日 コスモスの花が目立つようになってきました。


 10月8日 カラスウリが色づいて来ました。冬の餌のないとき鳥が実を食べるそうです。なおカラスはこの実を好まないそうです。


 10月11日 コスモス畑が整備されつつあります。


 10月14日 コスモス畑がはっきりと現れました。


 10月18日 コスモスが田んぼ脇にも咲いています。


 10月21日 籾殻が肥料として田んぼに埋められています。


 10月23日 コスモス畑が見事に整えられています。昨年とはほとんど違う畑が使用され、合計10枚の畑が使用されています。昨年は5枚でしたからそれより立派です。


 10月24日 家の庭のツワブキの花に蝶がとまっています。


 10月26日 籾殻が田んぼに埋められています。





次の旅日記に移る(国内編)

旅日記の表紙に戻る