4月、5月、チバニアン、千倉温泉、
            田園散歩など



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 マトリョーシカ人形 (モルドバの土産)
 4年前、モルドバ、ウクライナ、ベラルーシへ行った時買ったものです。ロシアの軍事侵攻によるウクライナ戦争の惨状をみて、玄関に飾ってみました。


4月23日
    
 クマガイソウを見に行った時、取り立ての竹の子を売ってもらいました。2本で500円でした。


4月27日
      
 田植が始まりました。水が一杯にはられ田植も待っている田んぼもたくさんあります。麦がだいぶ育ってきました。


4月28日  しらさぎが目立つようになりました。


4月29日  谷間の道もよく整備されています。


4月、5月 家の庭の花々


5月5日 大根がすこし育ってきました。マグシムサの花も大きくなりました。


 家の庭です。どこからか小鳥の雛が飛んできました。親の小鳥が心配そうに見つめています。驚かさないよう遠くから撮りました。


5月6日 田植の後を整備しています。うまく歩くものです。私なら倒れそうです。


5月8日 かもが目立ちます。蛇も時々現れます。

5月11日  チバニアン
 最近話題になっているのを聞き、取り敢えず行ってみました。千葉県中央を流れる養老川の片面にあります。


 思ったより小さな建物でした。
 部屋の中には説明員がいて、いろいろと解説してくれました。
 ただし、私は勉強不足でよく理解できませんでした。


 地磁気の逆転が過去300万年の間に11回も起こっているそうです。
 最近の逆転は77万年前で、人類、いわゆるホモサピエンスの出現前です。
 過去の逆転の証拠は世界のいろいろなところで発見されていますが、それが77万年前であったことを確実に証明される場所はこことイタリアにあるのみだそうです。



 太陽風とは太陽から吹き出す極めて高温で電離したプラズマですが、地球は地磁気により太陽風の影響をかなり防いでいます。
 地磁気が逆転する時、地磁気はなくなるので太陽風は地球上の生物に大きな影響を与えたと考えられています。
 幸い地球表面での磁気は非常に弱く、生物には直接影響は与えません。ただし、伝書鳩やミツバチなどは地磁気を感じ、巣に戻ることが出来るそうです。
 もし地磁気がかなり強かったとしたら、人体内には血液の流れで電流が発生してしまいその影響で生存は不可能でしょう。


 地球が誕生してから現在までの時代区分は主に生物の繁栄なので定められ例えば先カンブリア時代とか恐竜時代とかが代表的ですが、このように地層の逆転で定められたのはこのチバニアンが初めてだそうです。
 チバニアン期とは77.4万年前から12.9万年までで、2020年1月15日に国際地質科学連合によって命名され、ごく最近の2022年5月21日にこの場所に時代境界となるゴールデンスパイクという大きなメダルが設置されました。
 私達が行ったのはその少し前でしたが今行けば見ることが出来るとのことです。
 今のままでは現場があまりにも荒れているので、見学に適するよう15億円程度を掛けて改装するそうです。



 下の4枚の図は2016年と2021年放送の放送大学「ダイナミックな地球」よりのコピーです。以前勉強したのを思い出し、もう一度聞き直して見ました。
 これらの図は高校の教科書にも出てくるごく一般的な図です。なお、放送大学の講義ではチバニアンに関する説明はありませんでした。


 地球磁場は地球中心近くの外核と言われる液状の鉄(約80%)とニッケルの流動が原因で発生します。電気をよく通す鉄とニッケルが流動すると電流が発生しその電流により磁界が発生します。電流の流れは地軸とほぼ直角ですが、その流れは複雑で常に直角とは限らず、時代とともに動いています。
 電流の流れる方向は現在は地球の自転と反対方向ですが、77万年前は地球の自転と同じ方向でした。
 すなわちその時、地磁気が逆転したのです。

 地磁気の強さは現在少しづつ弱くなっており、2000年の地磁気は1900年の地磁気と比べると約7%小さくなっています。すなわち外核内で発生している電流がそれだけ弱くなっています。地磁気の逆転はこのように電流の流れが徐々に弱くなりゼロになりその後逆転することにより生じます。
 地球上の磁界は極めて複雑で、北極近くのS極上では垂直になります。方位磁石で見た時、日本では地図の北よりも西に約7度ずれており、札幌では9度、那覇では5度となっています。今後どのように変化するかは不明です。
 昔、地球の赤道と北極を結ぶ地面上の長さを1万kmと定めたので地球の一周は4万kmであり、その半径は2πで割って約6,400kmとなります。(今の定義は違います)
 地磁気の発生は外核と呼ばれる鉄とニッケルからなる液体の流れによって発生すると言われています。鉄分は約80%あるそうです。
 地殻の厚さは場所によって異なり大陸では20~70kmくらい、海の底では4~7kmくらいといわれています。
 マントルは地殻の下、約2900kmまでの層です。その体積は地球の約83%を占めています。地球の中心部に近くなるほど温度は高く、核の近くでは3000から5000度、地殻に近い部分でも数百度はあります。
 外核は液体ですが内核は固体と考えられています。中心付近の温度は5000度から6000度と推定されています。これは太陽の表面の温度と、ほぼ同じくらいの熱さです。
 太平洋プレートが地下に潜り、日本列島が隆起し、昔堆積した地層が再び顔を出し昔の地磁気の様子が分かるようになりました。
 チバニアンは水深数百mであった所だそうです。
 地球内部のマントルは年0.63cmとゆっくり動いています。
 外核内部の鉄は毎時0.013mぐらいで動いています。
 通常、外核の鉄がどのように動いても磁界のないところを動いただけでは電流が発生しないので、地球が誕生後、何らかの理由で地球内部の内核、もしくは外核に磁界が生じたのでしょう。(私見です)



 この臨時作りの道を通って養老川まで降りてゆきます。途中かなり危なそうな場所もあり、雨天の時は養老川が増水し見学は不可能でしょう。
田淵不動滝

 よく見るとここの壁面には非常に沢山の穴が開けられています。


 壁に穴は資料を取り出すために開けられたもので、岩をそっくり取り出し研究室に持ち帰りその磁化方向を測定した跡です。
 赤は現在の磁化方向、緑は反転方向で、黄色は磁化方向が不安定な場所です。この黄色の高さは約1mもあり、世界最大でその為、地磁気反転の時期を正確に求めることが出来るそうです。
 下流側ですが、こちら側にも逆転層の表示が有るようです。危険なので行くのを中止しました。


 帰り道です。
 
 
 この小路は日本・イタリア学術文化友好の道と名付けられています。


久留里城  チバニアンから約10kmぐらいの所にあります。
駐車場から 

本丸(天守閣)まで 620m、高低差 90m

二の丸(資料館) まで 460m、 高低差 73m

です




千倉温泉 千倉館

 インターネットで申し込むのですが、その時、コロナワクチン接種済であることを証明する必要があります。その結果千葉県民割を使用することが出来て二人で5万円の宿泊料が4万円になりました。その上ひとり当たり2千円のクーポン券を頂けました。道の駅などで使用できるそうです。



 部屋は1つですが窓越しの所に風呂があり、お湯は自分で入れます。真冬で風があったりしたら使用は不可能と思います。お風呂から海が見えます。


 夕食は個室でかなり豪華でした。


 朝食は大広間でした。


5月12日 大福寺・崖観音

 千葉県内なのでかなりのところはすでに訪ねているのですが、まだ行っていないお寺を見つけたので訪ねてみました。
 内房は高速道路が発達しているので帰るのには便利です

 
 確かに痛みが酷く、顔面がはっきりしません。


 たくさんの墓石が見えます。お寺は墓石の近くにもあるので、通常はそちらを利用するのでしょう。


 帰り立ち寄った富浦道の駅です。


5月14日

 蛾や蝶が勢いよく飛び回っており、静止していることは少ないのですが、チャンスでした。


5月18日
 田植の整備をしている田んぼはまだたくさんあります。のあざみを見つけました。なぜかのあざみは少ないようです。


5月19日 川村記念美術館の庭を散歩してみました。今は無料でした。


 下の一枚をクリックすると動画になります。ここは小さな池で白鳥は一羽だけです。


5月20日
 しらさぎがたくさんやって来ました。この時期は田んぼに餌がたくさん有るのでしょうか。繁殖期のしらさぎの羽は変色するそうです。


5月21日  麦が色づいてきました。手入れが悪く田には藻が。


5月23日 佐倉草ぶえの丘のバラを楽しみました。満開でした。


5月25日 大根畑の中央の道にはたくさんのモンシロチョウが飛び回っていました。


5月26日
 麦畑の手入れはあまりしていないようで、背の高い雑草や昨年賑わったコスモスが数輪咲いていました。


5月28日


 消防隊員が訓練していました。ボランティアさんたちでしょうか。


5月29日 昨年と同じようにいろいろな虫が現れました。





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