アメリカ国立公園ドライブの旅   
Four Corners 編

2007年7月4日-18日 15日間

 西部劇でよく見る砂漠の風景を実際に見てみたいと思い、下の地図に示すFour Cornes すなわち、コロラド州、ユタ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州の交わるコーナーを中心に、2週間、レンタカーによる気ままな旅に出かけました。


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 全画面にしてご覧ください。1枚目から2枚目に移る際、時間のかかることがあります。辛抱してお待ちください。2枚目からは軽快に移動します。


 砂漠地帯であるためか、13日間とも、運よく晴天でした。ドライブしていて、その広大な地形にしばしば圧倒されるとともに、ここに来られた幸せを感じました。14日間の大まかなルートを下の地図に示します。


 今回のドライブの宿は全てインターネットのチョイスホテルズコムで予約しました。現地でのチェックインは極めて簡単で、
問題は一度もありませんでした。今回のドライブスタイルはここをクリックしてみて下さい。
 また、借りたレンタカーはここをクリックして下さい。
 

日付 宿泊した市 主な見所 走行距離km
2007/7/4 1日目 Denber Colorado デンバーに到着、ホテルへ直行 16
2007/7/5 2日目 Glenwood
Springs
Colorado ロッキーマウンテン国立公園 491
2007/7/6 3日目 Moab Utah コロラド国定公園 644
アーチーズ国立公園
2007/7/7 4日目 Moab Utah キャニオンランズ国立公園 126
2007/7/8 5日目 Springdale Utah キャピタルリーフ国立公園 684
ブライスキャニオン国立公園
2007/7/9 6日目 Springdale Utah ザイオン国立公園 177
2007/7/10 7日目 Tuba City Arizona コーラルピンクサンド州立公園 472
2007/7/11 8日目 Blanding Utah ナバホ国定公園 383
2007/7/12 9日目 Farmingtom New Mexico ホーベンウエープ国定公園 409
2007/7/13 10日目 Gallup Arizona フォーコーナーズ 520
2007/7/14 11日目 Albuquerque New Mexico ルート66 254
2007/7/15 12日目 Pueblo Colorado グレート砂丘国立公園 700
2007/7/16 13日目 Denver Colorado グレート砂丘国立公園 601
2007/7/17 14日目 Denver Colorado ホテルからデンバー空港へ 15
2007/7/18 15日目 成田 日本 帰国

     

1日目 デンバーに到着、ホテルへ直行

 デンバーへは午後5時25分成田発ロスアンゼルス経由のJAL便を選びました。JALはアメリカンエアラインと提携しており、ロスアンゼルス−デンバー間もJAL提携便に乗れます。その為、ロスでAAのラウンジを使用することが出来ました。ただし、時間的連携が悪く、ロス着11:20なのに、出発は17:50と、ロスで6時間半もの待ち時間がありました。もっとも、ラウンジを使用して、そこでゆっくりと休んでいると、時間はすぐに過ぎてしまい、特に問題はありませんでした。
 デンバー到着は21:05ですが、レンタカーを借り、空港を出発したのは、夜の10時ごろになってしまいました。ところが、ものすごい雷と、ワイパーも効かない様な豪雨に見舞われ、ホテルを見つけるのに往生しました。アメリカ人もこの雨には参ったのでしょうか、高速道路も、極めてのろのろ運転で助かりました。22時半ごろホテルに着きました。
 結局の所、自宅を出て、ホテルの着くまで、23時間30分かかりました。 

 何時もの様に、家内の車で成田の民間駐車場に行き、車を預けます。荷物は大きいのと、機内持ち込み用の2つづつです。
 余裕を持つよう、自宅を2時ごろ出発したので、JALのラウンジで2時間ほど暇つぶしでした。
 

 ロスアンゼルスにあるアメリカンエアラインのラウンジの広さには驚きます。広さはこの写真の数倍ありました。時間がたくさん有ったので、ビールを何度も飲みました。
     

2日目 Rocky Mountain National Park



 いよいよドライブ開始です。現地のテレビで天気予報を見ていると、アメリカ全土が嵐のようですが、partiallyheavy rain と言っているようで、部分的には酷い雨だけれど、それ以外は、何とかなりそうです。昨夜のようにならなければ良いのですが、大変心配でした。

 今日はデンバーから、Glenwood Spring まで、約500km弱のドライブですが、途中、Visitor Center に寄り、今日の大まかなドライブルートを決定しました。時間的には余裕があるので、ロッキーマウンテン国立公園の枝葉のルートにも立ち寄ってみることにしました。 

 アメリカでは、国立公園に入るとお金を取られます。安いところで5$、高いところでは25$ぐらいします。
 今回は1年間有効のパスを80$で購入しました。昨年は50$でしたから、だいぶ値上がりしていました。
 


 予報どおり、時々雨に見舞われることもありましたが、おおむね、良好でした。
 上の地図のように、ロッキーマウンテン国立公園の中を貫く Trail Ridge Road (トレイルリッジ・ロード)と名づけられた舗装道路が走っていますが、それに乗ると、一気に標高3,713mと、舗装道路では、全米では最も高い所まで行くことが出来ます。私たちは、途中、エメラルドレイクに立ち寄り、湖の周りを少し、トレッキングをして、体をなましました。
 標高3,700mぐらいまで上がると、空気が薄く、少し歩くと息が切れます。かなり寒くジャンバーが必要でした。
 頂上を過ぎると、大方の人はデンバー方向に戻ってしまいますが、私たちは今日の宿泊地に向かい、西の方面に山を下りて行きました。



モーテル風景
 
 いよいよ今日から国立公園ドライブ開始です。パンとコーヒーとジュースの簡単な朝食を食べ、いよいよ出発です。
 



コロラドからエステスパークへ

 ロッキーマウンテン国立公園の入り口はエステスパーク市です。途中、ボルダー市を通りました。
 ボルダー市は、私にとって思い出のある町で、マイクロ波技術の国際学会がここで開催され、4日ほど滞在したことがあります。今日は、立ち寄らずにそのまま通過しました。
 約2時間のドライブでエステスパークに到着しました。




ロッキーマウンテン国立公園
 公園を楽しむには歩いての登山なのでしょうが、私たちは、ベアレイクへ行き、湖を見て、その後、トレイルリッジロードで、3278mの峠を越えて、今夜の宿泊地に向かいます。途中、展望台から、ロッキーマウンテンの大自然を眺めます。



ベアレイクへ
 
 ロッキーマウンテン登山の出発点になります。到着すると、駐車場は車で一杯でした。
 散歩道が湖一周に作られており、一周約40分だそうです。



ベアレイク

 しばらく散策して、湖を後にしました。



フォレストキャニオン展望台

 国立公園の雄大な風景を望むことが出来ました。



ミルナー峠

 さらに登って行くと、標高3279mの峠を越えます。さすが周りにはたくさんの雪が残っていました。


 峠を下りると、牧草地帯が現れ、牛の集団に出会いました。若い女性のカーボーイ(カーガール)にも出会いました。残念ながら、カーガールの写真を取り逃がしました。



 美しい風景の中を走ります。途中、工事のため、渋滞がありました。


 
 Glenwood Spring市の到着しました。レストランは付属していないので、約100m離れたレストラン街に出かけました。

      

3日目 午前 Colorado National Monument 
    

 今日は、Grenwood Springs から、Moab まで、600km近いドライブです。とりあえず、Arches National Park に向かったのですが、車内で地図を見ている、このナショナルモニュメントのそばを通ることを発見し、立ち寄ってみました。




ホテルからコロラド国定公園へ

 砂漠の中を300qほど走ります。約3時間のドライブです。



コロラド国定公園

 この地をドライブしていると、よく、Mesa (メサ、メーサ)という地名に出会います。いわゆる半導体で言うメサ構造の由来はここから来ているのでしょうか。頂上が平で、周囲は絶壁の地形です。このコロラドナショナルモニュメントもその一つですが、頂上の平坦部に上るのに、絶壁に作られた道路を登ってゆきます。
 登って下を見ると、グランドキャニオンに比べてスケールは小さいのですが、非常に似ています。ただし、グランドキャニオンは頂上の平坦部が非常に広く、谷は削られた形になっていますが、ここは逆で、頂上はあまり広くなく、絶壁を下りるとだだっ広い平野になります。
 途中、尖った岩の頂上に旗があるのを発見し、驚いて大声を出してしまったら、それを聞いて、オートバイで来ていた中年の男が、あの旗は俺が立てたのだとか、冗談を言ってきました。






 昼食をここで食べることにしました。



コロラド国定公園からアーチズ国立公園へ

     

3日目 午後  Arches National Park


 一旦、Moab のホテルにチェックインした後、一休みし、Arches National Park に出かけました。4時ごろになりましたが、何しろ、アメリカは夏時間で、9時頃まで明るいのですから、十分、見学可能です。
 公園内をドライブしていると、いろいろな形をした岩山が目前に出てきます。この公園の中にアーチの形をした岩が1,600個もあるそうです。今にも崩れて落ちてしまいそうなアーチもありますが、長い目で見ると、新しいアーチも作られつつあるそうです。
 主なアーチには名前が付けられていて、それらのアーチの近くに行くには、数10分のトレッキングが必要です。公園の奥のほうにあるランドスケープアーチに到着した時は、もう、日が陰って来てしまいました。




コートハウスタワーズ
    


バベルの塔、オルガンなど




バランスロック




ウィンドウッズセクション




デリケートアーチ




ファイリーファーニス




ランドスケープアーチ


     

4日目 Canyonlands National Park

 今日は Moab に連泊なので、ゆっくりと公園を楽しめますが、この公園はかなり広く、見どころがたくさんあります。また、楽しむためには結構歩かされます。私たちもたくさん歩きました。疲れました。

 


 公園に入る前に、Dead Horse Point といわれる枝分かれの道があり、時間があるので行って見ました。
 Canyonlands とは別な公園で国立公園のパスを持っていないと、別料金を取られます。
 なにか、グランドキャニオンの小型版という感じでした。どうも、こうゆう風景は、いくらでも有るのでしょうか。
 



Dead Horse Point 展望台

 最終地点です。ここを見て、再び来た道を戻りました。



キャニオンランズ国立公園 Canyonlands National Park


 公園はとても広く、見学には十分一日掛かりました。
 



シェーファーキャニオン展望台

 4輪駆動車による断崖絶壁のドライブのようです。私たちの車も4駆なのですが、見ているだけで、とてもとても怖くて、行く気にもなれませんでした。ガードレールは全くありません。
 グランドキャニオンなら歩くしかありませんが、ここでは車に乗って下りることが出来るので、人気があるようです。



Mesa Arch Trail

 公園内をドライブしていると、ところどころに標識があり、見学に要する所要時間も書かれています。
 30分程度のトレイルでアーチが見られると書いてあったので、行って見ました。



バックキャニオン展望台




Grand View Point Overlook

 公園のいちばん奥の展望台です。
 外人は総じて、岸壁ギリギリに居ても、怖くないのでしょうか。




グリーンリバー展望台 
  確かに、緑色の川が見えました。



Aztec Butte Trail

 約1時間のトレイルで、昔ここに住んでいた先住民の食料倉庫を見られると書いてあったので、行って見ました。小山の頂上まで登って見ました。
 小さな岩山と大きな岩山があり、まず、手前の小さな岩山に登りました。疲れたので遠くの大きな岩山は諦めました。
 
 岩山に登ると、向こうに大きな岩山が見えます
 再び下りてきました。



Whale Rock Trail

 ドライブしていると、行く手にオーストラリアのエアーズロックを思わせるような大きな岩山があり、登ってみることにしました。鯨岩と名付けられていましたが、頂上は鯨か潜水艦のような形をしており、私も家内も怖くて立ち上がれませんでした。頂上付近は腹ばいになって登りました。登山途中、出会った人は誰も居ませんでした。二人して滑り落ちたら、白骨化するまで、誰も気が付かないかも知れません。
 



Upheaval Dome Overlook Trail
 本日最後のトレイルで、往復1時間弱です。行ってみることにしました。
 途中、家内はとうとうダウンし、私の帰りを待つことにしました。
 日もだいぶ傾いてきたので、ホテルに帰ることにしました。ただ、帰る途中、昨日感激したArches National Park に、もう一度行き、車で公園を縦断してきました。


      

5日目AM  Capitol Reef National Park

 今日は Zaion National Park までと、かなりの距離をドライブするため、朝早く出発です。
 午前中、Capitol Reef National Park をドライブ。公園で昼食でした。
 午後は Bryce Canyon National Parkを見学しました。

 



 ホテルを出て、2日前に通ってきた道路を戻り、砂漠の中の州道24号線を走り、キャピトルリーフ国立公園に向かいました。



キャピトルリーフ国立公園

 キャピトルとはワシントンの白亜の大きな国会議事堂を意味し、リーフは木の葉を意味しています。
 この公園のVisitor Center は、州道24号線からちょっと離れた所にあり、その脇の細い舗装道路に入ると、国立公園へと続いています。
 どちらかというと、あまり特徴の無い国立公園で、我々以外には、車がほとんどありませんでした。
 公園に入り、最終地点までドライブしてみました。
 



 分岐点があり、公園の奥の方に向かいました。
 再び戻り、公園入り口近くのビジターセンターで昼食です。



州道12号線

 Capitol Reef National Park から Bryce Canyon National Park に行く州道12号線は、特に公園の指定が無く、無料で誰でも入れますが、変り行く景観には驚きます。
 途中、両側が絶壁であるような道路も走りました。ガードレールが無いので、運転していると恐怖を感じます。



 途中、かなりの高台を通りました。見晴らしは最高ですが、道路の両側にはガードレールがないため、運転時はアクセルペダルが緊張します。



 州道12号線をさらに走ります。今度は平地です。
 独特な地形があらわれました。
 どうやらプライスキャニオンに近づいているようです。


     

5日目PM Bryce Canyon National Park



 公園に入ると、幾つものビューポイントが整備されています。
 一番奥までドライブしてみました。

 この公園に入ると、お伽に国に迷い込んだような気がします。 ただただ、自然が作った美しさに、呆然とするのみです。とてもとても、それを表現する言葉が見い出せません。
 呆然と見つめながらも、長い地球の歴史と自然の変化を肌に感ずることが出来ました。



Bryce Point




Rainbow Point




Black Birch Canyon





     

6日目  Zion National Park

 今日はZion公園の入り口のホテルに連泊で、終日公園を楽しみます。日本語ではザイオンと書きますが、彼らの発音を聞いていると、ツァイアンと聞こえます。
 この公園は昨年、グランドキャニオンからラスベガスに戻るときに通りましたが、通るだけで数十ドル取られたのを覚えています。その時は時間が無くて、公園を横断するだけでしたが、その素晴らしい景色に魅了され、今年はゆっくりと楽しむ計画を立てました。

 この公園内はグランドキャニオンと同様に、無料バスで回ります。5分おきぐらいにバスが来て、それが公園内を回っていますので、非常の便利です。
 午前中はバスに乗って一番奥の停留所まで行き、適当にトレッキングをして楽しみました。
 そそり立つ絶壁が両側にあり、写真を撮るのに苦労しました。かなりの広角でないと、入りきれません。
 トレッキング用コースがたくさん用意されていて、その気になれば、数日でも滞在できそうです。
 この公園はヨセミテとよく似ています。ただし、水量が季節のせいでしょうか、昨年5月に行ったヨセミテと比べて、だいぶ少なくなっていました。ヨセミテも秋になると雪解け水が無くなり、渇水してしまうそうです。
 
 無料バスは南口近くのビジターセンターから出ており、州道9号線以外はマイカーでの通行は禁止でした。



 無料バスに乗り、一番奥のテンプル・オブ・ワシワナまで行き、ハイキングコースに沿って、さらに奥に歩いてゆきました。そのうち、裸足になり川を渡らなければ、それ以上奥には行けなくなったので、戻ることにしました。



 途中、適当にバスを降りて歩いてみました。



 ザイオンロッジから歩いてエメラルドプールへ歩いて行ってみました。
 頭上に覆いかぶさる岸壁から水が落ち、滝のようです




 ザイオンロッジに戻りました。


 午後は Zion 公園の北側口まで車で行ってみました。閑静としており、ほとんど誰にも会いませんでした。途中の道路からは、ザイオン国立公園の山々が遠くに見えました。



 Zion 国立公園の景色はどちらかと言うと、バスで園内を回るより、州道9号線から見た方がその不思議な岩肌の景色を楽しめます。ホテルに帰る前に、もう一度、一般道を走ってみました。何度走っても楽しめます。



 Springdale の中心を通り越し、東側のゲートに向かいました。


 東口ゲートから国立公園の外へ出ました。
 どこまで行っても切がないので、この辺で引き返すことにしました。



 ホテルに戻りました。

     

7日目 Coral Pink Sand Dunes State Park、Kanab Movie film Studio
      
             Glen Canyon National Recreation Area
  

 今日は Tuba City までのドライブです。ホテルを Tuba City にしたのは、インターネットでようやくホテルを探し当てたためです。ドライブしていても感じますが、数時間走っても、スタンドすらないことがあります。
 朝、Kanab という町の Visitor Center を訪ね、この近くの見所を聞いたところ、Coral Pink Sand Dunes State Park と町中の映画撮影所を紹介されました。この撮影所は、現在は使用されていないとのことでした。その両方に行っていました。


 Kanab はとても小さな町ですが、Visitor Center があり、中に入ってみました。トイレを借りるため、Visitor Center を見つけると入ることが多くなります。
 案内所で砂丘と聞くとなぜか行ってみたくなります。日本だと鳥取砂丘が最大ですが、それでも、昔訪れてた時は、とても感激しました。
 コーラルピンク砂丘州立公園に行くにはKanab から少し戻るようになります。

 その帰りに映画の撮影場所跡を見学しました。



 Kanab にある Visitor Center 内部です。映画で栄えた町の様です。



Coral Pink Sand Dunes

  Coral Pink Sand Dunes は州立公園でそのスケールは小さいものでした。ただ、結構賑わっていて、砂漠の中を砂漠専用のバイクのような乗り物で、適当にたのしんでいました。



 昔使用されていた映画撮影所を訪ねました。数々の西部劇の映画が作られたのでしょう。


     

7日目 午後 Glen Canyon National、Recreation Area, Lake Pawell


 ユタ州とアリゾナ州にまたがるこの地には、100以上もの人造湖があり、灌漑や発電に利用されています。そしてこのパウエル湖は、北米第二の大きさを誇ります。
 このダムは、ずっと下流にあるフーバーダムに土砂が流れ込むのを防ぐためにも作られたそうです。
 


 ドライブしていると、湖が見えたので、その近くの公園を見つけて入ってみました。



 少し小高いところに展望台がありました。



Visitor Center

 このダムのビジターセンターは、発電所に併設されているためでしょうか、入るのに厳重な身体検査がありました。空港よりも厳しい感じでした。



 発電所が見えます。
 ホテルのある Blanding に向かいました。




 今夜のホテルです。


       

8日目  Navajo National Monument、Monument Valley Tribal Park

      Mexican Hat、Natural Bridges National Monument 

 
 今日は Tuba から Blandig までのドライブですが、このあたりは、Nabajo Indian Residence Area であり、いわゆるナバホ族が住んでいます。人口は30万人もあるそうで、ホテルの従業員など、いわゆるインデアン風の人たちがたくさん働いていました。また、ナバホ先住民の遺跡がたくさんある場所なので、それらも見学して見ました。ただし、かなり貧しそうな家が多く、その上、どうゆう訳か、道路は広いにも拘わらず、未舗装が多く、その上、ものすごい、デコボコ道でスピードを出せず、走るのに往生しました。



Navajo National Monument
 




 遺跡があると地図に書いてあったので行ってみました。
 行ってみると Visitor Center があり、その中で現地人が、編み物などのデモンストレーションをしておりました。



Monument Valley Navajo Tribal Park

 西部劇でよく見たモニュメントバレーです。とうとう来たかという感激がありました。見所の面積はそれほどありませんが、車で公園内の未舗装道路にも入って行けます。ただし、前の車の後に付くとものすごい砂埃には往生します。砂というよりは粒子の非常に小さな土のようで、何処にでも侵入してきます。今まで日本人には全く会いませんでしたが、ここで初めて、6,7名の団体客に会いました。



モニュメントバレーへ




ビジターセンターに到着

 高台にあり、モニュメントバレーが一望できます。



 上の写真に見えた未舗装道路に入りました。



Mexican Hat メキシカンハット

 ドライブしていると、奇妙な石組が見えて来ました。メキシカンハットのようです。
 この付近の町の名前、メキシカンハットの由来だそうです。
 ドライブしていくと、標高がどんどんと上がって行きました。



Natural Bridges National Monument
ナチュラルブリッジ国定公園





 世界でも最大級のブリッジが3つあり、それぞれのブリッジまで歩いてゆけるのがこの公園の特徴ですが、標高差がかなりあるので実際に行くのは容易ではありません。
 一つ目は途中で引き返しました。原住民の住居跡も保存されていました。
 一番簡単なに行けるリッジには行って来ました。歩いて往復30分程度と簡単でした。真下から見るとその橋は意外と薄く、また、その色の美しさにも感激します。



オワチョモブリッジ Owachomo Bridge
 往復約30分で行くことが出来る一番手軽な橋に行ってみました。比較的小さな橋ですが、橋の厚さはわずか2.7mしかないそうです。



レストラン

 ホテル近くのレストランに出かけました。家内はゆかたを持ってきたようです。
 土地柄でしょうか、この辺のレストランはアルコールを出しません。
 アメリカをドライブしていと、時々、そのような地域があったり、金曜日には出さないとか、土地によっていろいろな風習があるようです。


     

9日目 Hovenweep National Monument、Mesa Verde National Park
  
 今日は終日、メサベルデ(緑の台地)公園を訪れる予定ですが、その途中に、比較的小さな Hovenweep National Monument も訪ねました。いずれも、先住民族の遺跡があります。



Hovenweep National Monument
 台地の中に比較的浅い谷があり、その周囲に幾つもの遺跡があります。それらの遺跡を結んでトレッキング道路があり、一周1時間強なので歩いて見ました。西暦1200頃の建物のようですが、日本はすでに鎌倉時代で、立派な寺院などが建設されていたことを比較すると、だいぶ違うようです。
 



風車

 平地をドライブしていると、よくこのような風車に出会います。何だろうと思い、その近くまで行って見ると、どうも水をくみ上げているようです。時々、牛や馬が近くにいるのを見ていたので、たぶん水を汲むためだろうとは思っていたのですが、当っていたようです。近くの大きなタンクがあり、くみ上げた水を溜めておくようです。
 雨が降ってきました。
 今回のドライブで初めてです。砂漠にも雨が時には降るようです。



Mesa Verde National Park  先住民の断崖住居跡


 1978年世界遺産登録
 
 国道160号線から公園に入ると、途中、Far View Point といわれ、とにかく空気が澄んでいて、世界でも最も遠くを見ることが出来る展望台があります。確かに、遠くまで空気が澄んでいるためか、よく見えました。
 Visitor Center を過ぎると、道路がところどころ狭くなり、その狭くなった所の両側は絶壁ですが、ガードレールがないので、かなりスリル感があります。

 台地の奥のほうに古代プエプロ族といわれる集合住宅の遺跡があり、博物館もありました。先住民の歴史や生活、文化など、模型がたくさん置かれていました。



 この地域は、世界文化遺産に指定されています。人類が15万年前、アフリカで誕生し、アジアを経由し、北極に近いベーリング海を渡り、アメリカに到達していますが、そのような理由で、アメリカでの文明の発達は、アジアやヨーロッパに比べ遅れていたのかも知れません。
 遺跡を結んで歩道が作られていて、そこを歩いて、見学します。遺跡は絶壁の壁にあいた空間に作られ数百もの部屋が柔らかい石や粘土で作られていて、部屋は狭く、2,3人しか入れないそうです。火を使った共同の炊事場もあります。メサ・ベルデには、この様な住居跡が600以上も見つかっています。
 先住民は、1200年頃、この様な場所に住みつき始めたそうです。それ以前は、断崖の上の平地に住んでおり、トウモロコシやインゲンなどを栽培していました。それがなぜ、住むには不便な断崖の中に移住したのか、現在でもいろいろな説があり、これだという確証は無いそうです。
 敵から身を守るためか、天候的なものなのか、宗教上の問題かなどが考えられるそうです。
 ただし、この地は、夏は暑く、冬は豪雪になったそうですが、一方、断崖の中は、夏は涼しく、冬は風も吹かず、暖かいそうです。しかし、農作業に行くためには、この断崖を登る必要がありました。一歩間違えれば、子供は崖から落ちてしまいますし、老人の体力では、壁を登れません。
 13世紀末、彼らは突然、この地を去ります。干ばつが30年も続き、泉の水も枯れてしまったのが原因だと言われています。


入り口

 国道160号線の幹線道路脇に、国立公園入り口の標識がありました。公園は標高2500mもの高台にあり、細い急坂の道を延々と登って行きます。



 高台に到着すると、Far View Point と名付けられた展望台がありました。
 以前、この地は世界で最も空気の透明度の良い場所で、300km先まで見ることが出来ました。しかし、最近は人類の文化的生活のために発生する煙により、だんだんと悪くなってきています。もっとも悪影響を及ぼしているのは、石炭を燃やして煙を出している発電所だそうです。


チェイパンメサ

 高台に登ると、後は平らな道路が続きます。いわゆるメサ構造の山です。奥のチェイパンメサまで行くと、その先は断崖になり、その断崖の中に、たくさんの遺跡が保存されていました。
 駐車場に車を停め、無料の巡回バスを利用して遺跡を回ります。
 ただしバスは平地だけで、その先は歩くことになります。





クリフパレス

 この地で一番大きな遺跡です。見学は一方通行になっています。部屋の数は217室、高いところは4階建てになっています。



博物館

 博物館内部には当時の様子の模型が作られていました。
 西暦500年頃、遊牧生活を送っていた先住民のあるグループがこの地にやってきて農耕生活を始めました。
 彼らは、トウモロコシや大豆、カボチャなどを作り、籠を作る技術も持っていました。当時、彼らは台地(メサ)に柱を立て屋根を持つ家を作って住んでいました。
 西暦1000年頃には石積の家を作り、時には2階建ても家も作っていました。
 西暦1100年頃のここの人口は数千人にも達していました。
 西暦1200年頃、彼らは台地の家を捨て、断崖の洞窟に移動しています。理由は分かっていないそうです。
 西暦1300年後半、人々はなぜかこの地を捨て、どこかへ移動して行ってしまいました。コロンブスがアメリカにやって来た100年も前のことでした。
 1888年、地元のカーボーイがメサベルデを発見し、1906年、国立公園に指定されています。



 全部見て歩くのは大変なので、遠くから写真を撮るだけの場所もあります



Hemenway House




 無料バスが巡回して来ます。



 再び、国道160号に出て、ホテルに向かいました。


     


10日目 Four Corners Monument、Canyon de Chelly National Monument 

 今日は、Falmington を出発し、フォーコーナーズモニュメントを訪れ、午後は、景観と遺跡との二つの顔を持つ Cayon de Chelly National Monument を訪れます。
 今夜の宿は Gallaps です。




Four Corners Monument
 いわゆる、コロラド、ニューメキシコ、アリゾナ、ユタの4つの州の交わる点ですが、地図上に線を引いた結果生じた点で、砂漠の中にあります。特に何もありませんが、この近くの公園めぐりをしていると、何時でも行ける便利なところにあり、立ち寄って見たいと思う人も多いのでしょう。


4つの州の交点に大きな円盤があり、ここに立ち寄った人は、1人の場合は手を使って四つんばいになり、4つの州に手足を付け、二人以上の場合は、お互いの足で4つの州を踏みしめ、手を握り合って写真を取っておりました。私たちも、ちょっと照れましたが、4つの州に足を掛け、手を握りながら写真を撮ってもらいました。


Canyon de Chelly National Monument 



 Canyon de Chelly とは、岩の渓谷という意味で、300mもの垂直の断崖が42kmの長さにわたって続いています。
 地形的に見るとグランドキャニオンと似ており、、高台の平野に溝が作られ、それによって出来た谷の部分などで構成されています。
 驚くことに、その絶壁に、先住民の住居が作られて、対岸の絶壁の中に遺跡を見ることが出来ます。なぜこのような絶壁に住居を作ったのか、どのようにしてして出入りしたのかなどを考えてみても、私たちの常識ではとても理解できません。
 この公園は、遺跡の不思議さもありますが、それとともに、一直線に伸びた高い鉛筆状の岩の精悍さにも驚かされます。
 
 私たちは北から公園に入りました。従って、ビジターセンターは見学ルートの中心になります。



 所どころに展望台が設けられて居ます。






 公園の領域に入りました。



ビジターセンター

 中に入ってみました。



 いろいろな場所に原住民の住居跡が見えます。



 写真から住居跡を見つけるのも面白そうです。



Spider Rock

 この国定公園の目玉の一つです。244mの高さを持ち、先住民は聖なる岩として崇めていました。



 ホテルに到着しました。

     

11日目 Route 66, Petroglyph National Monument
      National Atomic Musium, Historic Old Town

 

 そろそろ、疲れが出始めました。近くにまだまだたくさんの見所があるのですが、ホテルに早く入ってゆっくりしようと、午後3時にはチェックインでした。



Route 66
 たまたま通った Gullap から Alubaqueruque に通ずる高速道路に沿って、Route 66が走っており、私たちも走ってみました。ただ、そのような人はほとんどおらず、ほとんど全員が高速道路を利用しています。高速道路の道沿いには、いろいろと、それを強調した店がありました。



Petroglyph National Monument


 アルバカーキには午前11時ごろに到着しました。近くに岩面彫刻国定公園があるのを知り行って見ました。野ざらしの岩に昔か書かれたと思われる遺跡があります。ただ、本物かと思われるほど、無造作に置かれているのが気になりました。



National Atomic Musium
 アルバカーキにはいろいろな博物館がありますが、とりあえず、国立原子力博物館にはいてみました。広島や長崎に落とした原子爆弾の模型や、なぜ原爆を落としたかなどが展示されておりました。



Historic Old Town
 この地を旅していると、メキシコとインデアンの影響を強く感じます。この町のオールドタウンに入ると、一昨年の正月を過ごしたメキシコシティーを思い出させます。
 お土産やには岡本太郎の太陽と同じような土産品がいろいろとおいてありました。メキシコでもよく見ました。



 夕食はこの地の名物、メキシコ料理にしました。ただし、その量の大きさには驚きです。半分も食べたでしょうか。

     

12日目 Great Sand Dunes National Park

 今日中に、アルバカーキからデンバーまで行こうと思えば、十分に行ける距離ですが、安全を見てプエブロ市に泊まることにしました。ただ、走ってみると、昼ごろには到着してしまいそうなので、大砂丘国立公園に行くことにしました。
 カーナビに公園をセットしたのですが、そのとおり行って見ると、どんどんと山道に入り、砂利道になり、標高を上げてゆきます。遠くには残雪が見えます。かまわず、どんどんと走りました。ガソリンは十分あるし、この車は4輪駆動だと思うと、とにかく行って見ようと思いました。
 そのうち、行き交う車が全くなくなり、何か変だなとは思ったのですが、まだ、時間は十分にあるので、カーナビを信用し、とにかく走って見ました。ところが、とうとう行き止まりになり、この先は、歩くしかない道でした。
 やむを得ず、戻りましたが、もう3時間以上も無駄をしました。疲れも出たのであきらめて、今日のホテルに向かいました。

     

13日目 Great Sand Dunes National Park
  
 せっかくデンバーに来たのだから、市内の見学もしたいと思って、インターネットで調べて見ましたが、見所はロッキーマウンテンであったり空港などでした。
 結局、市内見学はあきらめて、昨日失敗した大砂丘国立公園を再挑戦しました。素晴らしい公園でした。



 昨日の失敗を生かし、遠回りして公園に行きました。今度は成功でした。何度か行った鳥取砂丘の百倍ぐらいはあるのでしょうか。とにかく、頂上に登って見ようと歩き始めました。
 登って行くと、蟻地獄のすごさを実感できます。一歩登って半歩降るような感じでした。
 ようやく目の前の丘を登ってみると、また、その先に頂上が見えます。何度丘を登っても頂上に着きません。
 とうとう家内は途中でギブアップ、私の帰りを待つことになりましたが、私も、1人で登る気力がなくなり、頂上を目の前に断念しました。
 ホテルを後にし、グレート砂丘に向かいました。



 グレート砂丘のビジターセンターに到着です。早速、砂丘登りに出かけました。



 もう、前は砂しか見えません。



 時々、急な坂になります。一歩前進、半歩後退です。
 坂を上がると、さらに次の丘が見えて来ます。どこまで行っても切がありません。
 


 戻ることにしました。しばらく下ると、下で家内が座って待っていました。



 砂丘の近くに出口のない湖があり、そこでちょっと遅い昼食を取りました。ここからも砂丘が見えます。


 その後、デンバーを目指して走りましたが、地図を見ると100kmも一直線の道路があります。約1時間、真っ直ぐに走りました。
 デンバーには早い時間に到着しました。

    

14日目 デンバーから帰国
     
 いよいよ、帰国です。朝7時丁度発のJAL5872便でデンバーからロスアンゼルスまで行きます。
 空港はホテルからすぐ近くなのですが、朝、4時にホテルを出発、レンタカーを返して、空港には5時ごろ到着、そこで2時間ほど待ちました。ロスアンゼルスで、また、5時間、JALのラウンジで時間をつぶし、成田には午後5時少し前の到着でした。ホテルを出て、自宅に到着するまでに、23時間近くかかりました。


 今回のドライブは全てがスムーズで、快適でした。長年考えていた夢の一つがかなった旅行でもありました。今回の走行距離は 5,490Km となりました。アメリカにはまだまだたくさんの国立公園があるので、現在、計画中です。


過去のドライブを下記にまとめました。

カナデアンロッキードライブの旅

アメリカ西部ドライブの旅

オーストラリアドライブの旅

グアムでのゴルフとドライブ






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